あったら便利な旅グッズはこれ! 出発前にチェックしたい上海旅行の必需品をご紹介♪
こんにちは、上海ナビです。
旅慣れた人でも、行き先によって意外と迷ってしまう持ち物選び。特に上海は、数年前まで手に入らなかった必需品が今はコンビニでいつでも手に入るようになっていたり、逆に今だからこそ必要なものがあったりと、「持って来て良かったもの」が常に変わる街です。ということで、パスポート、カード、現金、着替え、洗面用具、カメラ、常備薬など、基本の持ち物以外に必ず荷物に入れたい七つ道具を考えてみました。荷造りの前にぜひ一読を!
一、スマホ、タブレットパソコン
上海には無料でWi-Fiを使えるお店、ホテル、エリアがいっぱい。ガイドブックを持ち歩くより、地図や中国語会話のアプリを入れて行ったほうが手軽だし、メールも写真もその場で送ったり保存したりできますよね。文庫本やゲーム機もこれさえあれば不要です。地元上海人にとってもいまや必需品。日本で撮った家族やペットの写真を入れて行けば、旅先で出会った人との会話もはずむかもしれません。
二、メモ帳とペン
プリントしたE-チケットの裏紙でもかなり役に立ちます。ポケットにペンと紙を!
中国は日本人にとって筆談で交流できる便利な国。カバンのなかではなくポケットに、すぐ取り出せるようにペンと紙を入れておきましょう。また、上海は到着前に飛行機の中で入国カードを書く必要があります。CAさんに用紙を配られると、ペンを持っていなくて隣りの席の人に声をかける人、隣りも持っていなくて到着後にイミグレ前で慌てて記入している人を必ず見かけます。中国に行くなら、入国前からポケットにペンのご用意を。
三、ウエットティッシュ
旅先で手を洗いたくなるときってけっこうありますよね
上海のレストランでおしぼりが出てくるお店は少数派。出てきても有料(1〜2元)だったりします。特に外国人経営の洋食のお店は、「パンとかピザとか、手で食べるのに……」と思うのにおしぼりは100%出てきません。ということで、ポケットサイズのウエットティッシュを持っているとかなり重宝。トイレの便座拭きにも使えます。また、郊外の観光地のトイレは紙がないことが多いので、普通のポケットティッシュも多めに用意しておきましょう。
四、口が閉まるバッグ
地元女子は、口が閉まるタイプの肩掛けバッグ派が多いです
スーツケースやバックパックをホテルに置いて街に出るとき、お財布やホテルのキー、パスポート、スマホなどを皆さんは何に入れて出かけますか? スリの多い上海では、口が締まるバッグを持つのが鉄則。後ろから手が入るようなトートバッグは避けましょう。財布だけだからといって、ズボンの後ろポケットやコートのポケットに入れて持ち歩くのも危険。ウエストバッグや、首にかけるタイプの貴重品入れは旅行者であることがバレバレ。リュックも避けた方がいいかもしれません。
五、マスク
使わなくても、持っていれば何かと安心
PM2.5、鳥インフルエンザ、黄砂など、何かと心配なことに対応できるのがマスク。それ以外にも、上海は工事中の箇所が多いため日本よりもほこりっぽく感じることがあるようです。冬場は「ホテルのエアコンでのどが乾燥してしまった」という人も多いよう。在住者のナビ的には、上海に遊びに来た友人や家族が「結局使わなかったから」と、置いて行ってくれるマスクが何よりのお土産だったりします。
六、夏グッズ
日本のUV加工日傘はやっぱり優秀! 日焼け止めや虫さされ薬も用意しましょう
冬はきっちり着込めばOK。コンビニに使い捨てカイロも安く売っていますし、セーターやヒートテックをユニクロで買い足すことも。でも、夏の旅は日本から持ってくるべきものがいっぱい。在住者のナビが日本から買ってくるものは、UV加工の日傘、日焼け止め、制汗剤、虫除け、虫さされ薬。上海にもあるにはあるのですが、「やっぱり日本のものは効く!」と心から思います。特に「ポケムヒ」「プチウナ」などのミニボトル入り虫さされ薬は、ポケットに入れておくとみんなに感謝されますよ。
七、名刺
名刺というとビジネスの場で、両手で渡して……というイメージですが、上海ではあらゆる場面で気軽に使われています。営業マンでなくても上海では自分の名刺を持っていることが普通のよう。「主婦だし、名刺なんて持ってない」「プライベートの旅で会社の名刺を渡すのはちょっと」という方は、市販のミニカードに名前とメールアドレスを書いたものを数枚用意してみましょう。出会いの場はもちろん、以下のようなシーンで重宝しますよ。
レストランや美術館の名刺入れ。「また来るね」の意味で名刺を入れてみましょう
○気に入ったお店のネームカードボックスに
上海には、レジや受付に名刺入れ(箱だったりお皿だったり)を用意しているレストラン、美術館、ギャラリーなどがたくさんあります。「また来たい!」と思ったら、一枚名刺を置いていきましょう。後日メールでおトク情報や新しい企画展の情報が送られてくるはずです。
○名前を聞かれたとき
中国人に日本人の名前を口頭で伝えるのは、中国語が話せる人でもなかなか難しいもの。でも、名刺さえあれば見せるだけでOKです。中国人は、発音よりも「どんな字を書くのか」を聞いてくることが多いんです。予約名を聞かれたときも便利ですね。
番外:要らないもの
ホテルや住宅の一般的な電源。上の二つ穴式は、日本のコンセントをそのまま刺せます
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変圧器とプラグアダプター→ナビもデジカメ、パソコン、タブレットなどすべて日本で購入したものを使っていますが、変圧器を使ったことはありません。トラブルもナシ(どうしても心配な方はメーカーに問い合わせてから使用を)。また、ガイドブックなどでは日本のプラグとの形状の違いを紹介していますが、実際は同じ形状のものが必ずあるのでアダプターも不要です。
コンビニやスーパーでは日本のお菓子も手に入ります
○
おやつ→上海はグルメを満喫したい街。ランチを心ゆくまで食べて、中華スイーツでお茶していると、「もう夕食? お腹空いてないよ……」な状態に。持って行くのは飛行機のなかで食べる飴やガム程度に抑えておいたほうがいいかも。
○インスタントの日本食
→上海市内の日本料理店の数は、地元グルメサイトで検索するとなんと2000軒以上! 東京で中華料理店を探すのと同じくらい簡単に和食屋さんを見つけることができるんですよ。せっかくの旅行なのですから、食べたくなったらインスタントではなく上海の和食にチャレンジを! 日本人経営の本格派から、たこ焼き、たい焼きなど、その場でパクッとできるものも豊富です。
多数の5つ星ホテルがロクシタンを採用しています
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アメニティグッズ(外資系5つ星ホテルに泊まる場合)
上海のラグジュアリーホテルは、みんなこぞってアメニティグッズに力を入れています。シャンプーや石けんはロクシタンなどの欧米系ブランドで揃えているのが普通。歯磨きセットなども高品質で、ホテルによってはボディソルト、ソーイングセット、ネイルドライヤーなどを完備しているところも。「贅沢な旅にしたい!」という方は、上海ナビのホテル紹介記事で備品やアメニティグッズをしっかりチェックしてからご予約を。
最近充実のコンビニコスメ。日本の商品がローカライズされています
そのほか、旅先で必要かも! と思うものはほとんど現地で調達することができます。コンビニではこんなものも普通に手に入るんですよ。以下、上海市内に300店舗以上を展開するローソンの品揃えです。ファミリーマート、セブンイレブンなどでも同等の商品を扱っていますし、ドラッグストア、無印良品なども主要繁華街に必ずあるので安心です。
持ち物だけでなく、旅の予備知識も忘れずに。
いかがでしたか? 上海は秘境でも山岳地帯でもない普通の都会。日本人もたくさん住んでいる街です。実は基本的なものはみんな揃っているのですが、その分「やっぱり日本製は便利」「いいものは日本のほうが安い」ということがわかるはず。「日本のこれは上海になかった」「私が必ず持って行くのはこれ!」など、読者の皆さんの必需品もぜひ教えて下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-09-19