定番夜景スポットから隠れ家バーまで! 夜の上海を楽しむならハズせない場所はここ!
こんにちは、上海ナビです。
上海の風景と言えば、真っ先に思い浮かぶのはきらびやかなネオンや高層ビルが林立する夜景なのではないでしょうか。でも、イメージどおりの夜景ってどこから見えるの? と思っている方もいるハズ。そこでナビが、上海の代表的な夜景観光スポットをまわってきました。「ベタな観光地はちょっと……」という方向けの夜景が楽しめる静かなバー、レストラン、ホテルもご紹介していきたいと思います!
ビギナー向け! 三大夜景スポット
まずご紹介するのは、初上海旅行ならぜひこのうちの一つは見ておきたい夜景スポット。旅行番組やガイドブックで誰もが一度は目にしたことのある、あの風景たちです。
ライトアップされた歴史建築群。
外灘上海一有名な夜景鑑賞スポットといえば外灘。夕方6時頃から歴史建築群のライトアップが始まり、黄浦江の対岸にはテレビ塔「東方明珠塔」を中心とする陸家嘴のビル街かきらめきます。川沿いのデッキから、歴史建築群の屋上テラスから、黄浦江クルーズからなど、見る位置によってさまざまな表情が楽しめるのも魅力♪
歴史建築のルーフトップからの風景。
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黄浦江クルーズから見るとこんな感じ。
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陸家嘴のビル群。
陸家嘴超高層ビルの展望台から上海市内の夜景を一望するなら陸家嘴へ。2012年7月現在、もっとも定番の展望台となっているのは「上海環球金融中心(森ビル、上海ヒルズ)」です。101階からの眺めは思わず見とれてしまう世界。ただし、必ず晴れの日を選んで出かけて下さいね。ほかに「金茂大廈」、「東方明珠塔」にも高層展望台があります。
「上海環球金融中心」の展望台からの夜景。
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「金茂大廈」の展望台からの夜景。
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人民広場側から見た夜の南京東路。
南京東路ネオンギラギラの商店街として、よく上海のイメージ映像に使われるのが南京東路。歩行者天国の頭上にきらびやかな看板が並びます。まぶしいネオンを眺めつつ歩けば、上海旅行に来たことをあらためて実感できますよ。ただし、通り沿いのお店は国営の老舗店が多いため、夜10時には消灯する看板も。見かけによらず健全な街なのです。
きらびやかな繁華街です。
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レトロな建造物もいっぱい。
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ライトアップされる街はここ!
展望台や夜景スポットではないけれど、ライトアップされた風景が必見のエリアもあります。夜の街歩きも楽しいですよ。
ライトアップは18時から22時ごろまで。
豫園商城夕方、薄暗くなるころからエリア内の建物がライトアップされます。ちょっと離れたところから見る夜の豫園商城を、「『千と千尋の神隠し』に出てくる湯屋みたい」という人も。春節、元宵節、中秋節などの祝日はランタンが飾られ、さらに幻想的な風景になります。ただし豫園の庭園内は夕方で閉まってしまうので注意を。
中国らしいライトアップが新鮮。
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夜のそぞろ歩きがオススメ。
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路地の奥はロマンチックな雰囲気。
新天地夜遅くまで営業しているバーやレストランが多く、深夜までライトアップが続くエリア。街路樹のイルミネーション、オープンカフェのキャンドルなど、夜ならではのオシャレな景観が楽しめます。一方で、ちょっと裏路地に入るとレトロな裸電球が灯る静かな一角も。特にロマンチックな雰囲気が楽しめるのはクリスマスシーズンです。
夏の夜はこの人出です!
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静かに過ごしたいなら裏通りのお店へ。
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夜も雰囲気満点。
田子坊意外と深夜まで営業しているバーが多い田子坊。夜になると観光客がグッと減り、上海に住んでいる外国人や地元の若者たちがお酒を飲みにやってきます。細い路地も夜になると雰囲気がガラッと変化。ショップは夜9〜10時ごろまで空いているので、夕食後のお土産探しに出かけるのもいいかも。
狭い路地を利用した小さなバーが多数。
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オシャレな地元の若い子で賑わいます。
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お酒好きならこのストリートへ
どこの街にも必ずある飲み屋街&バーストリート。上海は、女性同士でも、家族連れでも安心して飲めるバーが多いのが◎。
賑やかなのは永福路との交差点付近。
復興西路ワインバー、ビアバー、ジャズバーなど、雰囲気とお酒をのんびり楽しめる大人なバーが点在。特ににぎやかなのは永福路との交差点付近です。防空壕をそのまま使ったクラブ「The Shelter」、自家醸造ビールが飲める「Boxing Cat Brewery」、ラム酒をメインにしたバー「Rhumerie Bounty」など、個性あふれる人気店がいっぱい。ただし週末の深夜は驚きの混雑となるので、静かに飲みたい派は平日か夕暮れに行ってみて下さいね。
エキゾチックなお店がいっぱい。
虹梅休閑街西郊外の飲み屋街といえばここ。日本人が多く住むエリアにあるのですが、最近は各国料理店やバーストリートが並ぶ「老外街(外国人街)」として定着。ドイツ風ビアレストラン、イランのワインが飲める店、ベルギービールのお店、アメリカンスタイルのレストランバーなどが並び、夏場は外で飲む在住外国人たちでとても賑わいます。サッカーの国際試合がある日は観戦シートを用意するお店も。
ペルギー料理店「Delight Food」。
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イランワインも飲める「Shiraz」。
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そのほかのお勧めストリートはここ!
夜景が見えるとっておき空間
観光地や展望台の喧噪はイヤ! 優雅に静かに夜景を眺めたい! 雰囲気だけじゃなくて味やサービスも妥協できない! というワガママに応えてくれるお店&ホテルはこちらです。
「外灘18号」の「Mr&Mrs bund」。
レストラン篇味とサービスで選ぶなら、ナビの個人的なオススメは「外灘18号」のフレンチレストラン「Mr&Mrs bund」。中華なら「ヒルトン上海」内の四川料理店「天府楼」、「ザ・ペニンシュラ上海」内の広東料理店「逸龍閣」はいかがでしょう。和食なら「グランドハイアット上海」内の「Kobachi」もオススメ。エリアはそれぞれ異なりますが、食事をしながら思わずうっとりな夜景を楽しめますよ。
バー篇
上海のバーでは、ノンアルコールカクテルやコーヒーでも気兼ねなくくつろげるので、飲めない人も行ってみる価値大。ナビのイチオシは、「THE HOUSE OF ROOSEVELT」内の「Sky」、「パークハイアット上海」内のロビーバー、ユースホステル「船長酒店」の屋上バー。おしゃれな雰囲気の高層ホテルならたいてい上層階にバーがあるので、フロントで聞いてみるのもオススメです。
「レ・スイート・オリエント上海外灘」からの夜景。
ホテル篇出かけずとも、ホテルのお部屋から夜景を一望できたら最高ですよね。陸家嘴の高層ホテルはもちろんですが、ナビのオススメは外灘の南側にあるホテル。南側からのバンドビューは上海一とも言われる「レ・スイート・オリエント上海外灘」と、コンテンポラリーな客室デザインが素敵な「ホテル・インディゴ上海オン・ザ・バンド」です。
高層階からの夜景を楽しむならここもオススメ。
上海の夜景を堪能できるツアーはこちら!
いかがでしたか? 夜の街歩きもお酒も、ほかの海外の都市に比べて安全に楽しめるのが上海の魅力の一つ。初夏から秋にかけて日射しが強く暑い日が続く上海では、夜に重点を置いて観光するのもオススメですよ。
以上、上海ナビがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-08-16