今年はどんなお店、どんなお土産がブーム? 田子坊を2倍楽しむためのナビ的最新情報。
こんにちは、上海ナビです。
上海の路地裏の雰囲気に浸りながら食事やお買い物が楽しめる「田子坊」。ショップの入れ替わりも激しく、行くたびに新しいお店がオープンしているとあって、このエリアの散策を楽しみに上海へ行くというリピーターさんも多いのでは? 新しくできたお店のジャンル、店頭に並んでいるものなどで上海の流行もわかっちゃう田子坊ですが、2015年はいったいどんなふうに変化しているのでしょうか。過去の記事と読み比べてから出かけるのもお勧めです!
2015年オープンのお店をチェック(2月現在)!
いつ行っても新しいお店が見つかる「田子坊」。ここ1年でこんなお店がオープンしました。
フローズンヨーグルト「Ei mio」
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カフェ「MORCO COFFEE」
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特に増えたな〜と思うのはテイクアウトのみの小型店。座ってゆっくりできない、忙しい旅行者向けでしょうか。
2015年2月現在、建国中路155弄の一部路地が工事中です。このまわりのお店もすべて閉鎖されていました。また、200弄の泰康路側にあったお土産のワゴンがリニューアル工事中です。ナビが訪れたのは2015年の春節前だったというものあり、メンテナンス中の場所が目立ちました。
最新お土産チェック
まずは定番から。ここ1〜2年は、キャンディ、レトロコスメ、ミニ缶紅茶が田子坊土産の定番になっています。どこに行ってもこれらが売られていました。写真パネルも定番です。
猫切り絵
ナビの目に留まった最新のお土産はこれ!
「田子坊」内ブーム 【2015年版】
ここ1年で増えたお店、話題になったものを見てみましょう。
「○○の××な店」「○○が××と△△した」など、店名が文章になっています
1、店名が長いお店1〜2年前、上海市内に「趙小姐不等位」という行列店ができました。続いて地元の若手作家・韓寒が「遇見你很高興」という名前のレストランをオープン。その後上海には長い名前(短文になっている名前)のレストランブームが来ています。田子坊内にも、「兔子威廉的英式茶屋」「Ta和誰上床了」「包先生遇上豆小姐」と、長い名前のお店が3店もオープンしていました。中国語がわかる方は、店名でどんなコンセプトのお店なのか想像できるかも?
「包先生遇上豆小姐」の豆乳焼き小籠包。おいしかったです
なかでもナビのお勧めは「包先生遇上豆小姐」。店名は直訳すると「包さんが豆さんに出会った」。その名のとおり、包む料理(小籠包など)と豆乳を融合させた創作点心のお店です。田子坊内にはもともと地元グルメのお店が少ないですし(東南アジア料理やカフェが主流)、値段が高いお店が多いので、安く上海らしいものを食べたいときにありがたい存在です。
フルーツ入りフローズンヨーグルト
2、流行グルメ今年よく見かけたのは、グラスにフルーツとフローズンヨーグルトを詰めたこのスイーツ。春から夏にかけて売れそうです。ポップコーン、哺乳瓶や点滴のケース入りなどの変わった容器入りドリンクもここ1年ほどブームです。ローカルのバーでは星座カクテルが流行中。星座ごとに違うお酒やフレーバーを混ぜています。
居住エリアには注意書きが
3、最近の田子坊事情今年目についたのは爆竹禁止の貼り紙。居住エリアの立ち入り、撮影禁止の貼り紙も増えた気がします。また、テラス席が多い田子坊は寒い時期の集客にやや苦戦しているよう。外席に湯たんぽを設置しているお店を見かけました。
変わっていない風景も
頭上の洗濯物は田子坊ならではの風景
日々進化中ではあるものの、古き良き上海の姿も残っているのが田子坊のいいところ。頭上の洗濯物も自由に歩く猫たちもまだまだ健在です。
店舗の入れ替わりが早い「田子坊」。そのなかで長年営業しているお店は、本当に人気があっていいお店だと言えるのではないでしょうか。安定感バツグンのナビお勧め店はこちらです。
いかがでしたか? 田子坊は上海のほかの観光地とは異なり、旅行者だけでなく上海に住んでいる人たちの普段の生活にも溶け込んでいる場所です。それは、行くたびに新しいものを見せてくれる場所だからかもしれません。皆さんも上海人や在住外国人に混じって、素敵なレストランやショップ探しを楽しんでみて下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2015-03-12