復興西路の隠れ家散策

オシャレなカフェやレストランが点在するエリアで隠れ家探し♪ フランス租界でお気に入りの一軒を見つけよう。

こんにちは、上海ナビです。
「隠れ家的なお店」って、何だか魅力的な響きですよね。大々的に広告を出したり、看板やネオンで飾ったりしているお店よりも、お客さんを大切にしてくれそうなイメージがあります。ここ上海にも、そんな隠れ家がたくさん存在するんですよ。集中しているのは、衡山路エリアの少し北に位置する復興西路界隈。知らないと素通りしてしまうような、小さな素敵なお店がたくさん隠れている道なんです。早速ナビといっしょに探しに行ってみましょう。

復興西路ってどこ?

閑静なストリートが入り組むエリアです。

閑静なストリートが入り組むエリアです。

復興西路は旧フランス租界エリアの中心地に位置します。最寄り駅は地下鉄10号線「上海図書館」駅。この駅から北側に、復興西路があります。周辺の永福路、湖南路、安福路などにも素敵なお店がたくさん隠れているんですよ。老房子(1930年代前後に建てられた洋館)も多く、古い住宅をリノベーションしたお店もたくさんあります。今回は、復興西路を中心にお散歩感覚で行ける範囲もいっしょにご紹介したいと思います。

メインストリート:復興西路〜高郵路

まずはメインストリートを東側(烏魯木斉中路との交差点)から西へ歩いてみましょう。ここが復興西路の入り口です。ここから西の終点地点(華山路との交差点)までは、ぶらぶら歩いて20分ほど。
こんなお店が点在しています。
手作りアイテムを扱う「梅朶」

手作りアイテムを扱う「梅朶」

カフェレストラン「Organic Kitchen」

カフェレストラン「Organic Kitchen」

老舗ジャズバー「Jz Club」

老舗ジャズバー「Jz Club」

ワインバー「BIN74」

ワインバー「BIN74」

マッサージ店「和風保健」

マッサージ店「和風保健」

ビアレストラン「Boxing Cat」

ビアレストラン「Boxing Cat」

複合ビル「復興西里」

複合ビル「復興西里」

シノワズリショップ「Rouge Baiser Elise」

シノワズリショップ「Rouge Baiser Elise」

途中から枝分かれしている高郵路にも素敵なお店がちらほら。
途中で枝分かれする道です。

途中で枝分かれする道です。

ワインバー「LABELLA」

ワインバー「LABELLA」

雲南料理店「花馬天堂」

雲南料理店「花馬天堂」

ナビオススメの隠れ家はココ! 手作りのファッションアイテムや茶器を扱う「Urban Tribe」です。道路側から見ると、「ブティック?」という感じですが、お店に入ると広い庭とお茶ができるコーナーが隠れています。
外観。

外観。

なかにはショップとカフェが隠れています。

なかにはショップとカフェが隠れています。

復興西路の北にある「復興西里」という小さな複合ビルを入ると、奥にこじんまりとしたカフェ「ginger」が見つかります。ここも道路側からはわからない場所にあるお店。手作りケーキやクスクスなどのオシャレ系カフェメニューはどれも美味。
入り口です。

入り口です。

奥にこじんまりしたカフェスペースが。

奥にこじんまりしたカフェスペースが。

知らないと絶対素通りしてしまう、アパートのなかの隠れ家ショップも復興西路には多いんですよ。ここ「KID」は、オーストラリア人マダムが開いたカシミヤニットの専門店。かわいらしい子ども服も揃っています。呼び鈴を押してから入ってくださいね。
普通のアパートの入り口です。看板もありません。

普通のアパートの入り口です。看板もありません。

なかはこんな感じ。

なかはこんな感じ。

個性派隠れ家ストリート:永福路〜湖南路

復興西路と交差する短いストリート・永福路は、上海在住欧米人の間では今いちばんホットな場所。人気のバーやクラブがギュッと集まった場所なんです。
こんなお店が点在しています。
レトロな雰囲気のバー「Tam Oshanter」

レトロな雰囲気のバー「Tam Oshanter」

ラム酒バー「Bounty」

ラム酒バー「Bounty」

ワインバー「酒窩」

ワインバー「酒窩」

高級上海料理店「雍福会」

高級上海料理店「雍福会」

輸入食材を扱う「gourmet」

輸入食材を扱う「gourmet」

カフェ「ルマーズコーヒー」

カフェ「ルマーズコーヒー」

ウイスキーバー「夢坊」

ウイスキーバー「夢坊」

家具店「摩登上海」

家具店「摩登上海」

インテリア雑貨店「paddy field」

インテリア雑貨店「paddy field」

ナビのイチオシ隠れ家はここ。防空壕をリノベーションしたクラブ「The Shelter」です。道路側には普通のドアがあるだけ。入ると、地下へと続くトンネル、ダンスフロア、DJブースと続き、その奥にラウンジスペースがあります。隠れ家というよりも、潜伏したい人向けかも。探検気分でぜひ。
道路側の様子。

道路側の様子。

防空壕の中がバーになっています。

防空壕の中がバーになっています。

永福路の北側のメインエリアとなっている複合ビルの3階に見つけたのがこのお店。その名も「The Apartment」。革張りのソファが配置されたラウンジエリアと、週末は青空の下でブランチが楽しめるルーフトップ席があります。
ビルの1階入り口。

ビルの1階入り口。

店内はラグジュアリーな雰囲気。

店内はラグジュアリーな雰囲気。

永福路の南側、湖南路とのT字路を渡ったところにある隠れ家といえばこのブックカフェ「1984書房珈琲」。外から呼び鈴を鳴らして店員さんに門を開けてもらうシステムで、道路側からは想像できない広い庭と静かなカフェスペースが迎えてくれます。
気づかないと通りすぎてしまいそうな門。

気づかないと通りすぎてしまいそうな門。

広い庭のある隠れ家カフェです。

広い庭のある隠れ家カフェです。

このエリアでオシャレに食事をするなら「Lapis Thai」へ。間口のせまい隠れ家タイ料理店です。でも、中は広々としてゆったりくつろげる雰囲気。夜はキャンドルが灯って、すっごくロマンチックな雰囲気になるんですよ。味も本格派で、ナビも個人的に気に入っているお店なんです。
入り口です。大きな看板は出ていません。

入り口です。大きな看板は出ていません。

中はコテージ風のダイニング。

中はコテージ風のダイニング。

素敵なお店がずらり:安福路

復興西路の一本北側を走る安福路は、2011年11月現在オシャレなカフェやレストランが続々オープン中。明るくオープンな雰囲気で、入りやすいお店が多いのが特徴です。
こんなお店が並んでいます。
イタリアンレストラン「SETTEBELLO」

イタリアンレストラン「SETTEBELLO」

ブティック「Mayumi Sato」

ブティック「Mayumi Sato」

この界隈唯一の中華料理店「蜀地辣子魚館」

この界隈唯一の中華料理店「蜀地辣子魚館」

ベーカリーカフェ「BAKER&SPICE」

ベーカリーカフェ「BAKER&SPICE」

デザイン家具店「casa casa」

デザイン家具店「casa casa」

演劇ホール「話劇中心」

演劇ホール「話劇中心」

人気カフェ「Sunflour」

人気カフェ「Sunflour」

ローカル系カフェ「MARIENBAD

ローカル系カフェ「MARIENBAD

武康路とのT字路付近に新たな複合ビルが(2011年11月現在)

武康路とのT字路付近に新たな複合ビルが(2011年11月現在)

ナビのオススメはここ。道路に面した建物の2階に位置するタイ料理店「Mi Thai」です。倉庫の屋根裏のような雰囲気も◎。トムヤムクンやタイカレーなどがメインになったランチセットがあり、リーズナブルにタイ料理が味わえます。2012年2月現在、同じ階に日本料理屋さんができていて、ちょっぴり見えづらくなっていますがちゃんと営業しているのでご安心下さいね。
エントランス。

エントランス。

屋根裏のようなインテリア。

屋根裏のようなインテリア。

2階が素敵な隠れ家になっている「AMOKKA CAFÉ」は、お茶や軽いランチで利用するのにぴったりのカフェ。無線LANも無料で使えるので、ナビもよくここで長居しています。パスタやリゾットなど、料理も本格派♪
入り口。

入り口。

オススメは夜の2階席です。

オススメは夜の2階席です。


いかがでしたか? 小さな路地や古い住宅街が密集することエリアは、ナビもまだ見落としている隠れ家があるかもしれません。欧米人の在住者が多いため、ほとんどのお店で英語が通じるのも旅行者的に便利なのではないでしょうか。皆さんも、在住者気分で隠れ家探しを楽しんでみて下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-02-16

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