入れ替わりが激しく目が離せない上海の名物路地裏ストリート「田子坊」(泰康路)から、上海雑技の公演会場である「白玉蘭劇場」まで歩いてみました!
こんにちは、上海ナビです。
上海旅行で外せないもの、それはやっぱり「上海雑技団公演鑑賞」!上海市内に会場がいくつかあるので、日程や見たい演目によって自分で選ぶことが可能です。その上海雑技公演は夜7時半からなので、始まるまで「どこで、どのように時間を過ごすか?」も、旅のスケジュール組みの重要なポイントです。
そこで今回は、実際の公演開始時間に合わせ、雑技公演会場のひとつ「白玉蘭劇場」にほど近い、上海きっての名物スポットとなった「田子坊」を訪れたあと、そのまま歩いて劇場に向かってみました!
最寄りの地下鉄駅は9号線「打浦橋」!
田子坊は、泰康路と建国中路に挟まれた辺りに位置します。淮海中路方面から、瑞金二路や思南路を南に下るお散歩コースや、タクシーで乗りつけても良いのですが、夕暮れ時はタクシーもなかなかつかまらなかったりするので、今回は上海地下鉄に乗って最寄り駅である9号線「打浦橋」から歩いてみました。
打浦橋駅から田子坊へは、2010年にオープンした目の前のファッションビルを経由する出口も作られていますが、この日は(使用できなかったため)、4号口から歩いてみました。その4号口を出て、すぐ右方向≪瑞金二路≫を進んでいくと≪泰康路≫が現れます。そして横断歩道を渡り再び右方向、細い歩道を歩いて行くと、田子坊への入口があります。徒歩約3分です。
今回のルートはこんな感じ!
田子坊の代表的な入口は4つあります
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レトロ風な地図看板も記念写真スポット
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夕暮れから夜にかけての田子坊は、まさに「上海的迷宮」!
上海のショッピング&グルメスポットとして、豫園、新天地と並びすっかり有名になった田子坊。地元の人がふらっとお茶を飲みに、そして各国からの旅行者たちは中国らしいお土産や、小洒落たグッズを求めにやってきます。昼間の田子坊もおススメですが、夜はそのラビリンス感が増し、艶めかさを醸し出しています。また、隠れ家っぽい造りが魅力の数々のレストランでは、夜はまた違った雰囲気で食事を楽しむことができますよ。
この日、ナビが田子坊に着いたのは夕方6時前。雑技公演開始までは1時間半ちょっと。既に別の場所で夕食を済ませて来ていたので、ぶらぶらとお店を見てまわったあと、カフェでひと息つくことにしました。
日本にも上陸した噂の「雲南ティピカ」コーヒーでブレイクタイム
個性を発揮し合うレストランで楽しそうに食事をしている人たちを見ていたら、「夕食はこの田子坊の中のお店すれば良かったなぁ…」とプチ後悔したナビですが、気を取り直して「夜カフェ」&「スイーツタイム」♪ 以前、上海ナビでも紹介された、“珈琲のブラックダイヤモンド”と言われる貴重な「雲南ティピカ」種のコーヒーを飲みに「Q’s Coffee」へ。
日本でも、オーナーこだわりのコーヒーを味わえるカフェへ行くのが好きなナビ。この日、ずっと飲んでみたいと思っていた雲南ティピカに辿り着けました。まろやかで、少し甘みも感じる、万人受けしそうな口当たりでした。また、お店の入口のラックには、パンダのキャラクターが印象的で、おみやげにも良さそうな1杯分のコーヒーパックが並んでいたので、自宅用&プレゼント用に何袋か買ってみました。(ちなみにお値段は1パック6元~でしたが、つい最近、日本でもこのQ’s Coffeeのオフィシャル販売が始まったというニュースが…。)
と、コーヒーとデザートの味わいに満足し、おみやげも買って、まさにホッとひと息ついていたら・・・あっという間に夜7時!そろそろ雑技公演が行われる「白玉蘭劇場」へ出発しなければならない時間です!
ホントは、まだまだゆっくり見てまわりたいお店がいっぱいでした~!
というわけで、田子坊をもっと細かく楽しんだり、夕食もこの中のお店で!という方は、夕方5時には来たほうが良さそうです。
夜7時、田子坊を出発し、歩いてすぐの白玉蘭劇場へ!
田子坊から白玉蘭劇場への行き方は、とってもわかりやすいです(上の地図参照)。すっかり日も暮れた夜の泰康路は、ライトアップされた2010年10月オープンの「上海琉璃芸術博物館」ビル(1階はレストランバー)もあり、ちょっぴりミステリアス。そして、泰康路から劇場へ向かう南北高架路のブルー&パープルのライティングは、ショーを観に行く気分を高めてくれます!
アッという間に白玉蘭劇場に到着~♪
時間的には、田子坊からスムーズに歩いて来れば約5分、のんびり歩いて来ても(迷わなければ)10分もあれば、この白玉蘭劇場に着くことができます!初めての上海旅行でも、じゅうぶん自力で来れそうな距離ですよ。
上海雑技公演チケットは、上海ナビで割引有りの事前予約を♪
上海ナビの予約サービスの中でも、ダントツの人気を誇るのが、上海雑技関連の商品。
人気レストランでのディナーとホテル送迎がセットになったパッケージツアーもあるけれど、今回のように、事前に近くの田子坊を自由に見て回ったり、自分で会場まで行ける自信のある方は、チケットオンリーの予約がおすすめ。
白玉蘭劇場には、ロビー内にチケットカウンターがありますが、上の2つの予約はそれぞれ、引換え方法が違うので確認を!
⇒【上海雑技団 E-チケット予約】の場合:劇場ロビー内にあるチケットカウンターで引換え
⇒【上海雑技団 人民元現地払い】の場合:劇場入口にあがる階段の下で待っている上海ナビスタッフと引換え
この日は取材ではなく、完全に一般客として公演を鑑賞したナビ。利用したのは、事前に日本円(クレジットカードまたは銀行振り込み)で支払いを済ませておく「Eチケット予約」。予約完了後に発行される専用バウチャー(上の左の写真)を、チケットカウンターに持って行ったら、予め確保されている席番の入った実券(写真右)を渡してもらえました。とってもスムーズ♪
※逆にバウチャーを忘れてしまうと、いくら身分を証明するものを提示しても、実券を受け取れないそうなのでご注意を!
会場周りもネオンが煌びやか!
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ロビー内チケットカウンターの様子
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チケットは、空席があれば当日でも買えますが、団体旅行客の来場が決まっている日は残席もわずか。また、当日チケットカウンターでの購入は正規料金(定価)販売になってしまうので、やっぱり事前予約(「ナビ割」)を利用することをおススメします!
夜7時25分(開演5分前)、いよいよホールの中へ!
各国からの観客で劇場は国際色豊か。ロビーではポップコーンやドリンクも売っています。開演時間直前は、団体のお客さんが一斉に到着し入場したり、公演は1時間半、途中休憩が無いので、早めにホール内に入って、トイレなどを済ませておいた方が良さそうです。そしていよいよ夜7時半、ほぼ定刻通りに公演のスタートです!
イケメン(?)MCの公演開始を告げるアナウンス
今回3年ぶりの上海雑技鑑賞、そしてこの白玉蘭劇場での公演は初めてだったので、期待も高まります。また運良く座席も「3列目のど真ん中」だったので、ステージから溢れ出す緊張感を、間近に感じることができました。とにかく、目が離せない1時間半でした~~。
残念ながら「公演中の撮影は禁止」されているため、今回は省略させていただきます!
フィナーレはとにかく華やか!煌びやか!
夜9時、興奮さめやらぬまま公演終了~!
正直昔は、上海雑技というと「超人技を使った奇人変人ショー?」なんてイメージを持っていたナビは、初めて観た時に本当にカルチャーショックを受けました!超人技だけでなく、とにかく華麗でエンターテイメント性にあふれていたからです。同じアジア各国のパフォーマンス・ショーで言うと、韓国の「NANTA」や「JUMP」、台湾の「臺北戯棚 Taipei EYE」、タイのキャバレー(ニューハーフ)ショーなど、いずれも楽しませてもらいましたが、今回の雑技も同じように「また観たい!」と思うステージングでした。
観客みんな満足した様子
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ロビーの写真でも公演の余韻に浸れます
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帰り道、西洋人たちの高揚感も凄かったです!
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劇場周辺のネオンの輝きに、更に余韻が続きました
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いかがでしたか?今回は実際に雑技団公演の開始時間に間に合うように「田子坊」へ立ち寄り、そして実際に白玉蘭劇場でショーを観て来たので、より“リアルに”お伝えできたと思います。あくまでも一例ですが、こんな風にみなさんにも、上海旅行を楽しんでもらえると嬉しいです。以上、上海ナビでした!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2010-12-21