初上海旅行なら一読を! 有名どころからレアなお店まで、上海の基本お勧めスポットをナビが独断で決めました! 初心者におススメの記事です。
こんにちは、上海ナビです。
旅の目的や好みの場所は人それぞれだけど、「来たからには行きたい場所」というのはどこの街にもありますよね? ということで、ナビが独断で上海の行くべき場所ベスト10を選出してみました。「旅行の醍醐味は有名観光地での記念撮影!」という方も、「ガイドブックに載っている場所なんてあえてハズすね」という方も、「出張なんで、別に来たくて来たんじゃないんですよね」という方も、ナビがまとめてご案内します!
2度目の上海という方、ベタな観光地に興味がない方はこちらの記事をどうぞ。
第1位:外灘
アクセス:★★★★☆
上海らしさ:★★★★★
感動度:★★★★★
上海を代表する場所といえばやっぱりここ。上海を紹介するテレビ番組や雑誌でも、必ずトップで紹介する風景は外灘ですよね。黄浦江を挟んで新旧の上海の街並を一望することができます。
展望デッキを歩きながら散策するもよし、黄浦江クルーズを利用して川面から夜景を見るもよし、な場所です。少しだけ上海の近代史や当時活躍した建築家について調べてくると、より意義のある時間を過ごすことができますよ。
上海きっての高級ホテル「ウォルドルフ・アストリア上海オン・ザ・バンド」
外灘は、アメリカ発の最高級ホテル「ウォルドルフ・アストリア上海オン・ザ・バンド」を始め、「ザ・ペニンシュラ上海」「レ・スイートオリエント上海外灘」など、セレブな旅行者や各国のビジネスマンに支持されているホテルが多数ある場所。おのぼりさんが来るだけの場所ではないんです。出張でこんなホテルに泊まれたらな〜。
歴史建築群に入る複合施設内には、深夜まで盛り上がるクラブやバー、ギャラリーなど、コアなスポットも多数。一歩奥に入った通り、園明圓路、四川中路、虎丘路周辺には古き良き上海の姿が残っていて、路地裏散策も楽しめます。実はガイドブックが紹介しない場所もいっぱいあるエリアなんですよ。
蜷川実花プロデュースのクラブ「SHANGHAI ROSE」
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気鋭の現代アートを鑑賞できる「上海外灘美術館」
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第2位:豫園商城
アクセス:★★★★☆
上海らしさ:★★★★★
感動度:★★★★★
「中国といえばこんな街並!」というイメージにハマる大人気の観光スポットです。名物の小籠包を食べて「湖心亭」で中国茶を飲めば、もうそれだけで「上海を満喫した」と言っていいでしょう。
上海の歴史や中国庭園について理解を深めたいなら名園「豫園」に入場を。中国式の道教のお寺で商売繁盛をお祈りするなら、敷地内南側の寺院「城隍廟」へ。
時間がたっぷりあれば庭園散策へ
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お願いごとがあるなら「城隍廟」へ
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「観光客の人ごみがNG」「もっと知られていない場所に行きたい」という方は、徒歩圏内のこんな場所を散策してみてはいかがでしょう。「四牌楼路」周辺の路地で迷ってみる、地図を片手に「新天地」方面、地下鉄9号線「小南門」駅方面に歩いてみるのもお勧め。路地裏で驚きの大冒険ができちゃいます。
地元の人が集う屋台街「四牌楼路」
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周辺には渋い路地がいっぱい
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第3位:上海料理店
上海らしさ:★★★★★
意外性:★★★★☆
感動度:★★★★☆
できれば庶民的なお店を選んでみて
上海料理というと、未だに地名から「海鮮料理が有名なのではないか」と思っている方や、「麻婆豆腐やフカヒレ料理を食べたけど本場の味だったよ」などと勘違い満足をしている方が多いようです。上海料理のメイン食材は豚肉や川魚。長江流域の農村料理をベースにしたものや、小籠包、生煎などの粉ものです。
味付けは、名物料理「紅焼肉」に代表される醤油味のこってり甘辛風味。有名な上海蟹も、シーズンに上海料理店へ行けば必ず食べられるので、専門店を選んで行く必要はありません。
小腹が空いたときのイチ押し上海名物は「小楊生煎」。6元でお腹いっぱい&幸せ感満点♪
第4位:フランス租界エリア
アクセス:★★★★★
上海らしさ:★★★★☆
感動度:★★★★☆
地元上海人の間では、このフランス租界エリアが「外国人を案内してみたい場所No.1」のようです。戦前、上海にフランス租界が置かれていたこと、街角に欧州人が建てたアールデコ調の洋館がたくさんあることはご存知でしょうか。庶民的な雰囲気はもちろん、オシャレなレストランやカフェが点在する街並を散策してみましょう。範囲が広いので、行ってみたいお店を決めてその周辺を散歩するのがお勧め。
エリア内にはいくつかリノベーションスポットが点在。いちばん有名なのは「新天地」ですが、レアな雰囲気が好きな方は「嘉善老市」に行ってみて。
上海を代表する観光地の一つ「新天地」
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個人営業のいい店が多い「嘉善老市」
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第5位:田子坊
アクセス:★★★★☆
上海らしさ:★★★★★
感動度:★★★☆☆
小さなエリアながら有名観光地に負けない人気度を誇っている田子坊。旅行者だけでなく、在住者もショッピングや食事をしに訪れる場所です。土産物店だけでなく、チープな雑貨店、チーズフォンデュ専門店、チベット料理店など、めずらしいお店が入っているところも人気の秘密。店舗の入れ替わりが早いのでいつ行っても新しいお店が見つかります。在住者にとってもいつも新鮮な場所なんですよ。
第6位:朝の魯迅公園
アクセス:★★☆☆☆
上海らしさ:★★★★★
感動度:★★★★★
ナビが個人的に旅行者を案内して、いちばん喜ばれるのが実はここ。家族や趣味、笑いのツボが似ている友人はもちろん、日本の某有名ファッション誌の編集部で働く女子たちに大好評だったときは「ここが上海の隠れたNo.1スポットだ!」と確信しました。できれば人の多い日曜日の午前8時前後に出かけてみて。根性のある方は開園時間の5時にぜひ。野良猫の大群を呼び寄せるおばあちゃん、超人的ジャンプ力を持つおじさんなど、ありえない人たちに遭遇できるかも。
壮観のダンスコーナー
第7位:マッサージ
上海らしさ:★★★★★
意外性:★★★☆☆
感動度:★★★☆☆
歩き疲れたら足マッサージへ
上海の魅力の一つでもある「マッサージの安さ」。リーズナブルなお店なら、全身マッサージは一時間80元前後(一時間で約1300円です!)。利用しない手はないですよね。日本語OKのお店も多いので、「痛いのが苦手」「着替えるのかどうかシステムがわからない」「足はいいから肩だけ重点的にやってほしい」など、質問や要望があっても大丈夫です。一度ハマると滞在中毎日通いたくなるかも。
第8位:市場
上海らしさ:★★★★★
意外性:★★★☆☆
感動度:★★★☆☆
散策が楽しい野菜市場
海外の街でナビが探してしまう場所といえば市場。東京でも外国人に人気なのは銀座でも浅草でもなく築地だそうです。活気があって、庶民の生活やその国の食生活が見える場所だからですよね。上海にも、食材はもちろんファッションアイテム、植物、カメラ、文具、雑貨などあらゆるジャンルの市場が。しかもどこも激安なので、バイヤーやお店をやっている方にもお勧めです。見て歩くだけでも楽しめますよ。
第9位:中国の地方料理店
上海らしさ:★★☆☆☆
意外性:★★★★★
感動度:★★★★☆
紹興酒に合うのは紹興料理
中国にはまだまだ日本人が知らない料理がいっぱい。本当は中国全土を旅してその土地土地で食べたほうがいいのですが、さまざまな地方から人が集まっている上海の街には各地のレアな料理店が多数。ナビのお勧めは、羊肉と香辛料をたっぷり使ったウイグル料理や西北料理。鍋包肉がイチ押しの東北料理、紹興酒と味わいたい紹興料理、キノコがおいしい雲南料理です。あえて有名な四川料理、広東料理ははずし、日本では食べられないジャンルに挑戦してみて。
第10位:陸家嘴
上海らしさ:★★★☆☆
意外性:★★★★☆
感動度:★★★★☆
展望台に興味がない方、出張先のオフィスがこのエリアにない方なら、上海旅行リピーターでもまだ行ったことがないという人が意外と多いこのエリア。外灘から見える高層ビル群やテレビ塔「東方明珠」の林立するエリアです。歩いてみると意外に発見が多い場所なんですよ。親子連れなら水族館へ、ショッピングやグルメなら「国金広場」「正大広場」や森ビルこと「上海環貿金融中心」の低層階へ。エリア内にはお勧めホテルもいっぱいあります。
水族館をはじめ、博物館や展示館が意外と多いエリアです
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「濱江大道」にはくつろげるこんなスポットも多数
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いかがでしたか? 日程が限られているなら、この中から興味のある場所だけをピックアップしてもOK。が、今回ご紹介したのはナビの独断。いろいろ歩いて自分だけのベスト10を考えてみるのもおもしろいかもしれません。
以上、上海ナビがお伝えしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-06-20