無料で誰でもすぐにつなげるスポットがいっぱい! 超カンタンな上海でのネットのつなぎ方をご紹介♪
こんにちは、上海ナビです。
インターネットは上海人にとっても生活に欠かせないツール。旅行中、スマホやタブレットパソコンの普及率の高さに驚いた方も多いのではないでしょうか。そんな上海ですから、街にはすぐにネットがつながる場所がいっぱい。旅にスマホは欠かせない、旅先で仕事の資料を作成して送りたいなど考えている方にとって、上海はとても便利な街なんです。むしろ、Wi-Fi事情に関しては日本のほうが遅れてると考えた方がよいかも。それでは早速、どんな場所でどんなふうにつなげるのかを紹介していきましょう。
※以下の情報は上海でWi-Fiに接続するための方法を紹介したものであり、携帯電話会社からの高額請求を回避することを保証するものではありません。また、無料Wi-Fiへの接続はセキュリティのリスクもありますので、海外でのスマートフォン、PCのご利用は自己責任でお願いいたします。
上海のネット基本情報
ナビ自身、実はパソコンやネットについては超初心者。最初は日本で買ったパソコンが中国で使えるのかも不安でした。でも、今ではいつものパソコン、スマホで快適にネットにつなげています!
路上にWi-Fiが飛んでいることも。
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基本的にすべて無料上海でWi-Fiにつなぐには、いつも使っているスマホ、iPadなどのタブレットパソコン、ノートパソコン(無線LAN機能のあるもの)を持ってくればOK。ほかに用意するもの、手続きするもの、お金は必要ありません。カフェやバー、ホテルロビー(以下のコーナーで紹介)では、ほぼ無料でネット環境を提供してくれます。ホテルの室内でも無線、有線のネット環境が整っているのが普通です(ホテルによって有料の場合があります)。
カフェなどでネットにつなぐには、そのお店のパスワードが必要になります(パスワードを設けていないお店もあります)。パスワードは店員さんに聞けば大丈夫。メモで教えてくれたり、お店の人が直接打ち込んでくれることもあります。言葉ができなくても、スマホやノートパソコンを使いたそうにして「パスワード?」とそのまま英語で聞けば伝わりますよ。試しにナビも、日本から持ってきたノートパソコンをカフェで使ってみました。こんな手順で簡単につなげます。
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日本との違いをチェック!日本ではヤフーやソフトバンクなどのWi-Fiスポットになっているカフェを探す(そのまえに、加入する手続きも必要ですね)、フリースポットを探す(少ないですよね〜)、Wi-Fiルーターを持ち歩くなどの方法が一般的ですが(2015年3月現在)、上海ではお店側が無料でWi-Fiを提供するのが普通です。また、飲食店で電源を借りたら日本では図々しいと思われてしまうかもしれませんが、上海では希望すれば電源近くの席に移動させてくれることもあります。こういうサービスに関しては、日本より上海のほうがいいな〜と思いますね。
中国はネット規制があるため、一部閲覧できないサイトがあります。2015年3月現在、ナビが把握している見られないサイトは、You Tube、ツイッター、フェイスブック、ヤフーブログ、Google、LINEなどなど。在住外国人は、VPNというシステムを入れてこれらのサイトを閲覧できるようにしています。が、数日間の旅行だったら必要ないですよね。せっかくの休暇なのですから、ブログもツイートもちょっとお休みしてみては?
※無料VPNはつながりにくいことがあります。仕事、長期滞在などでネットを使いたい場合は現地で有料のVPNに申し込むことをお勧めします。
※『上海ナビ』記事内のマップも上海では表示されません。事前にプリントするか、スクリーンショットなどでデータ化してお持ち下さい。
街でWi-Fiが使える場所リスト
5つ星ホテルのロビーラウンジなら静かで快適。
<ホテルロビー>5つ星以上の外資系なら、ほとんどのホテルロビーでネットにつなぐことができます。パスワードを設けていない場所も多いので、街歩き中にちょっと地図を見たいとき、ナビのお店情報を確認したいときはロビーに入ればさっと確認できます。ホテルに近い路上でも無料で接続できる場合が。主な観光エリアの5つ星ホテルの場所を把握しておくと便利です。
<エリア別公共Wi-Fi>
ナビが確認しているのは、豫園商城、徐家匯など。繁華街や観光地に公共Wi-Fiが飛んでいます。接続方法は、IDをクリック→出てきた画面に自分の携帯番号を入力→ショートメールでパスワードを受け取る→パスワードを入力→接続! 上海で使える携帯番号があれば誰でも使えます。ただし速度やつながり具合いはやや不安定です。数年前から上海市内全域で公共Wi-Fiを使えるようにするという計画があるようですが、実現はまだみたい?(2015年3月現在)また、市内を走っているタクシーにもWi-Fi付き、電源付きが増えてきました。
<ショッピングモール>
2013年以降オープンしたデパートやショッピングモールを中心に、館内で無料Wi-Fiを使えるお店が増えてきました。以下の記事でご紹介している主なモールの8割は使えるはず。
カフェは無料&電源利用OK&長居OK。
<飲食店>上海市内のレストラン、カフェ、バーなどではほとんどのお店が無料Wi-Fiを提供しています(国営の老舗、一部日本料理店、小吃のお店などは除く)。もっとも便利なのは上海市内に数100店舗あるスターバックスですね。ほか、あらゆるお店(チェーン、個人経営問わず)で使えるので、お店に入ったら店員さんに「有Wi-Fi吗?」と聞いてみましょう。パスワードを教えてくれます。
<空港>2012年春から、空港のウエイティングスペースやカフェ、レストラン内で無料でネットにつなげるようになりました。トランジット(乗り継ぎ)時の時間つぶし、無事着いたよメール、空港から市内への行き方チェックなどにフル活用を!
海外向けWi-Fiレンタルを使う
日本で出発前に受け取れるWi-Fiレンタルサービスというものもあります。こんな方はぜひご利用を!
◯郊外観光地への移動中や農村地域でもネットをつなぎたい。
(上海以外の都市でも、Wi-Fiを無料提供している飲食店、ホテルはたくさんあります)
◯英語も中国語もダメなので、店員さんにパスワードを聞いたりできないと思う。
◯ツアーなので、街中のWi-Fiが使えるお店には行けない。自由行動はしない。
◯海外もネットも超初心者なので、つなげ方を日本語で教えてくれるサービスがないと無理!
〇海外でのWi-Fi利用はセキュリティが気になる。
いかがでしたか? 上海在住者のナビは、逆に日本に帰るとどこも有料、どこも要手続きの状態にぐったりしてしまいます。「ほんとに無料なの?」「日本のモバイルでネットできるの?」など、不安のある方は「日本よりは断然便利でカンタン!」ということだけ覚えて来れば大丈夫ですよ〜。
以上、上海ナビがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-06-07