スペシャル記事

12月の上海【2010年】

クリスマス!　イルミネーション!　カウントダウンパーティー!　冬の上海は寒いけどホットなイベントがいっぱい!

こんにちは、上海ナビです。
上海の街もクリスマスを前にきらびやかなイルミネーションが目立つようになってきました。北海道出身の知人にも「こんなに寒い思いをしたことがない」といわしめた上海の冬。街歩きを楽しみたいという方は防寒対策をしっかりしてきて下さいね。また、万博時は混んでいて入れなかったという方も多かったあの中国館も今月再オープンします!　上海蟹はオスが食べごろですよ。寒いけど見どころいっぱいの冬の上海へ、ぜひ遊びにきて下さい。

冬の上海の風景です。

南京西路のイルミネーションは派手派手!		徐家匯もにぎやかです。		お店にはクリスマス風ディスプレイが。
寒い朝も市場は人でいっぱい。		冬の夜も下町は屋台でにぎわいます。		冬といえば上海でもみかん!

カレンダー編

南京は、意外と日本人をあたたかく迎えてくれる街です。

12/13（月）　南京大虐殺記念日
この日が何の日か知らないという日本人は多いはず。でも、中国人はけっこう意識して過ごしています。旅行者にこの話題をわざわざふってくる上海人はほとんどいませんが、万が一のトラブルを防ぐために日付は覚えておきましょう。

上海のサンタディスプレイと言えばこのドア飾り。

12/24（金）、25（土）　クリスマスイブ、クリスマス
日本と同じくカップルで過ごす人が増えてきた上海。レストランやバーは、この日だけ予約制&特別メニュー制にしているところが多いので、お目当てのお店がある方は必ず事前に予約しましょう。夕方以降はタクシーも捕まえにくくなります。

上海でカレンダーや年賀状を調達してみては。

12/31（金）　大晦日
大晦日ではありますが、中国は春節前夜の徐夕の方が重要な日。そのため、この日は普通に出勤という人の方が多いかも。深夜営業で衛星放送を受信している日本料理屋さんでは、居合わせた在住日本人がいっしょに紅白を見ているというシーンも。また、新天地、南京東路の野外広場などでは毎年恒例のカウントダウンパーティーを開催。毎年豪華なゲストが上海にやってきます。

お天気・気候編

上海にも本格的な冬が到来。体感したことのある方ならお分かりかと思いますが、上海は気温を見て安心してはいけない土地です。冷たい空気が湿っているため、寒さのまとわりつき方が違うんです。また、暖房をつけていない飲食店も多く、つけていても頭の方だけあたたかくて足元は冷え冷えなんてことも。旅行中の風邪にも充分ご注意下さい。


あったかグッズは現地でも買えますよ。

＜平均気温＞
初旬　11℃　　中旬　8℃　　下旬　6℃
＜最高気温—最低気温＞
初旬　8-14℃　　中旬　5-11℃　　下旬　3-9℃
＜平均降水量＞
初旬　1.6mm　　中旬　1.4mm　　下旬　1.6mm

12月のエンタメ情報

※主催者側の都合により中止になる場合があります。

＜ステージ＞

2010　ASKA上海コンサート
会場：上海国際体操中心
日時：2010年12月11日　19:00〜
☆上海でも抜群の知名度を誇るシンガー、飛鳥涼がソロライブを開催!　『Say Yes』など、チャゲ&飛鳥時代のヒット曲も多数歌ってくれそうです。

2010　メイデイ（五月天）上海クリスマスライブ
会場：上海大舞台
日時：2010年12月24、25日　19:00〜
☆ワールドツアーにてカナダ、アメリカ、日本、マレーシアなどの各会場を満員にした台湾の人気バンド、メイデイとともに過ごすクリスマスはいかが。

2010　ジャッキー・チュン（張学友）上海年越しコンサート
会場：上海世博演芸中心（上海メルセデス・ベンツ・アリーナ）
日時：12月30〜1月3日　19:00〜
☆11月のフェイ・ウォンに続き、歌手、俳優として活躍する大スター、ジャッキー・チュンが万博会場跡地の大型アリーナで5daysライブを開催!　

＜展覧会＞

第8回上海ビエンナーレ『REHEARSAL』
会場：上海美術館
日時：2010年10月24日〜2011年1月23日
☆世界各国のアーティストの作品が集結する2年に1度のアートの祭典。今回のテーマは「リハーサル」だそう。休日は大行列となることが予想されます。

【閉館】上海美術館人民広場にあるクラシカル建築の美術館で優雅にアート鑑賞！ Googleマップで見る

12月の上海最新情報

＜近々オープンの注目スポット＞
「武康庭」や「思南公館」のように、古い住宅地を歩いているとこつ然と現れるオシャレな空間——。そんなエリアが増えてきた上海ですが、次なる注目スポットは永嘉路。烏魯木斉路との交差点付近で、「永嘉庭」なる建設中のスポットを見つけました。こちらもカフェやバー、ギャラリーなどが続々入ってきそうな空間です。ざっと見た感じでは、お店が揃うのは年明け以降といったところでしょうか。

人民日報の一面にもネットスラング的流行語「給力」が登場。

＜上海の流行りもの＞
日本でもこの時期「流行語大賞」などが発表されますが、中国の今年の候補の一つは「給力（Gei li）」という言葉。最近も、「あのマジメな『人民日報』の見出しにも使われた!」と、ネットの掲示板などで話題となっています。意味は「すごい!」「クール!」などで、「不給力」は「失望した」という意味だそう。特にW杯の時期、ネットの実況版などで使われた言葉です。流行ったきっかけは日本のギャグ漫画家・増田こうすけの作品『西遊記〜旅の終わり〜』。日中間がぎくしゃくした2010年ですが、日本の漫画が元ネタの言葉が今年の流行語になるなんて。中国人はやっぱり日本のサブカルが大好きなのです。

12月のピックアップグルメ

◎四川料理
冬に食べたくなる中華と言えば四川料理。激辛料理の数々は、食べ終わる頃には冷えた手足もポカポカにしてくれます。定番の麻婆豆腐もオススメですが、四川料理のおいしさに開眼してしまうのは「口水鶏（蒸し鶏のゴマラー油漬け）」や「辣子鶏（骨付きチキンのトウガラシ&山椒揚げ）」。ぜひ試してみて下さい。ナビのオススメ店は、変歛ショーが楽しめる四川料理店「巴国布衣」とカジュアルに激辛料理が楽しめる「辛香匯」です。

いかがでしたか?　　年末年始に上海旅行を計画しているという方は、とにかく寒さ対策を万全にしてお出かけ下さい。万博終了後も、盛り下がるどころか各地が人であふれている上海。タクシーも捕まえにくくなっていますし、人気レストランも予約は必須。車やエステの予約なども、現地であわてることのないよう事前の予約がオススメです。
以上、上海ナビがお伝えしました。　