踊りたい! 騒ぎたい! おしゃべりしたい! そんな夜に贈る上海お勧めナイトスポットはここ!
こんにちは、上海ナビです。
しっとり静かに飲むよりも、仲間とわいわい飲みたい派の皆さん、お待たせしました! 上海には、日本と違って明け方まで踊れるクラブ、各国のお酒好きと盛り上がれるバー、まわりを気にせず大声で笑っておしゃべりして楽しめるバーがたくさんあります。日本ではちょっと肩身の狭い思いをしていた皆さん、上海ではじけちゃいましょう! ダンスミュージック好きの皆さんも、女子会でガンガンおしゃべりしたい方も、スポーツバーで大騒ぎしたい方も、まとめてナビがご案内します!
カップルや一人で静かに飲みたい方はこちらの記事をご覧下さい。
※上海のクラブやバーは夜遅いほどにぎやかになります。本格的に盛り上がるのは23時〜翌2時。到着が早過ぎると静かですのでご注意ください。また、音楽のジャンル、雰囲気、入場料などはイベントによって変わることがありますので、事前にお問い合わせください(ほとんどのお店で英語が通じます)。
クラブ編
ひと口にクラブといってもジャンルはさまざま。ゴージャス系からインディーズ系まで、2014年夏のナビお勧め店をまとめてみました。
バブリーできらびやかな空間
MYST典型的な上海のゴージャス系クラブ。巨大ソファ、ワインクーラーにごそっと刺さったシャンパン、ウイスキー×緑茶、欧米人男性を連れたモデルみたいなスタイルの上海美女たち……。そんな雰囲気です。海外からDJを招いたイベントも多数。音楽やダンスよりも、「こういうところに通ってる」的なステータスを感じに行く場所でしょうか。バブリーな上海人たちの夜遊びの仕方を見たい方にお勧めです。
簡素な地下フロア。週末は若い子でいっぱい
The Shelter防空壕をそのまま使ったアンダーグラウンドなクラブ。こちらは先ほどのお店とは真逆で派手さは一切なし。音楽やダンス、サブカルが好きな若い子が集まる場所です。入り口は黒いドアのみ。看板はないので知らないで入るのはなかなか勇気が必要かもですが、フロア内は国籍関係なく音楽を楽しむ人でいっぱい。週末は朝方まで盛り上がっています。周辺にはオシャレなバーが密集しているので、ゆっくり飲んでから遅めに出かけましょう。
朝5時まで踊れます!
ARKHAMクラブが減ってきている感がある昨今の上海ですが、こちらは2013年にオープンした人気店。「The Shelter」と同じく防空壕を使ったクラブです(上海、実は防空壕が多いんです)。が、前者に比べてややオシャレで入りやすい雰囲気。在住欧米人DJが多数在籍しているようです。客層も欧米人が多め。思い切り踊りたいなら週末の24時以降がお勧めです。荷物を入れられるカギ付きロッカーもありますよ。
<その他のお勧め>
☆Bar Rouge
ゴージャス系ではありますが、「MYST」とはまったく違うラグジュアリーなお店。外灘の夜景も楽しめます。盛り上がるのはこちらも深夜0時以降。夕暮れは外灘の夜景鑑賞にご利用を。
☆Shanghai Rose
蜷川実花プロデュースのお店として知られるバー。1階はラウンジ、2階がクラブになっています。比較的日本人客が多いので安心して遊べるかも。
☆DADA
欧米人経営のインディーズ系クラブ。こじんまりとしていますが、週末のイベント時はギュウギュウの混雑に。ナイトフリマなどユニークなイベントも開催。
にぎやかバー編
お友達や同僚3〜4人以上で騒ぎながら飲んでも怒られないお店、BGMが会話を邪魔しないお店を探してみました。まわりもみんな大声で楽しくしゃべっているので、負けずに盛り上がりましょう。
立ち飲み&おしゃべり客が道路まであふれています
REVOLUCION COCKTAIL「おしゃべり+飲み」なら永康路へ。どのお店もBGMはほぼ無音なのに、お客さんたちのおしゃべりだけでストリート全体が異様なにぎやかさという、上海でもめずらしい場所です。客層は8割が上海在住の欧米人。なかでも日々満席状態なのがこちらのお店です。立ち飲み客が道路にまであふれ、近隣住民とちょっとした摩擦が起こっているほど。でも、お店に入れなくても大丈夫。永康路には同じようなバーがたくさんあってどこもお勧め。お気に入りの一軒を見つけてみて。
大人数でおしゃべりを楽しむ人がいっぱい
CANTINA AGAVE外席も屋内席も、いつ行っても満席ですごいにぎやかさのメキシカンバー。客層はこちらも主に上海在住の欧米人なんですが、10人以上のグループで永遠におしゃべりしているような常連客でいっぱい。場所は長楽路と東湖路の交差点です。深夜になると串焼きの屋台も出てくるため、週末の夜は午前をまわるまでカオスのようなにぎやかさ。ナチョスなど、おつまみはどれも大盛りなので必ず3〜4人以上で出かけましょう。
<その他のお勧め>
☆PAULANER BRAUHAUS SHANGHAI 新天地店
「新天地」でわいわい飲むならここ。自家醸造ビールが人気のドイツ風ビアレストランチェーンです。店員さんのコスチュームもドイツのビアホールみたいでかわいいんですよ。
☆Abbey Road
仕事帰りの外国人駐在員が集う、クラシカルな雰囲気のパブ。気候のいい時期は庭席があふれるほど。この店名ではありますが、特にビートルズマニアのためのお店というわけではないようです。
☆blue frog 虹梅路店
上海では子ども連れだって飲みに行けます! こちらのバーはキッズルーム付き。家族でにぎやかに過ごす人たちで連日混み合っています。
スポーツバー編
W杯やサッカーの欧州リーグ、F1、メジャーリーグ、全米オープンなど、国際試合を異国で応援するのは楽しいもの。各国のスポーツファンといっしょに楽しめるお店が上海にはたくさんあります。
注目の試合放送時は広い店内が満席に
The Camel Sports Bar大きな国際試合があるときだけ「にわかスポーツバー」になるお店が多い上海。でもこちらのお店はスポーツバーとしての気合いが違う気がします。夜中や早朝に多い欧米の試合もきっちり観戦できますし、店員さんの体育会系的な気合いも伝わってきます。スポーツとは関係ないかもですが、一生懸命自分が知っている日本語で対応してくれた店員さんもいました。ボリュームたっぷりのハンバーガーも美味です。
一人でも楽しめるスポーツバー
Big Bamboo 南陽路店「一人旅なのでいっしょに飲む仲間はいないんだけど、お目当ての試合を見ながらスポーツバーのにぎやかな雰囲気に浸りたい」という方にお勧めなのがここ。カウンター席や小さなテーブル席もあって、会社帰りに一人飲みをしているビジネスマンも多いので、気兼ねなくお店に入れます。どの席からも画面が見えるようテレビが設置されているのも魅力。輸入ビールも種類豊富に揃ってます。
<その他のお勧め>
☆Malone’s
静安寺エリアの老舗。NBA、アメフト、ゴルフなど、主にアメリカでの試合優先で放映しています。店員さんたちもフレンドリーで居心地も◎。
☆Shanghai Brewery
自家醸造ビールが大人気の大型バー。スポーツ中継はおまけみたいな感じですが、いつ行っても、寒い時期でも混み合っています。
☆Boxing Cat Brewery
こちらもオリジナルビールが人気のお店。カクテルもユニークなものが揃っています。試合によっては外席に大スクリーンを出して放送することも。
ライブハウス編
上海といえばジャズバー! インディーズバンドや海外アーティストのライブを開催しているライブハウスもあります。音楽好きはこちらへ。
静かに聴くというより自由に楽しめる雰囲気
Jz Club復興西路の老舗ジャズバー。ジャズ、ビッグバンドなど、日によって演奏が変わるので、お店の前に貼られたポスターやウェブサイトでその日のライブの確認を。有名ミュージシャンが来る日は事前にチケットの予約が必要になります。スタートはライブにもよりますが、だいたい22時からと遅め。夕食をゆっくり食べてから出かけてちょうどいい時間です。お勧めのカクテルはモヒート。
海外アーティストの公演も
育音堂インディーズバンドのロックやパンク、メタル系音楽が好きならこちらのライブハウスへ。地元上海のバンド、北京など国内で活躍しているバンドはもちろん、欧米の知る人ぞ知るミュージシャンまでライブを開催しています。週何回か開催の「育音堂フォークナイト」は入場料無料。バースペースはいかにもアンダーグラウンドな雰囲気で、好きな方にはたまらないかも。イベントにもよりますが、演奏のスタートは21時です。
<その他のお勧め>
☆HOUSE OF blues & jazz
渡辺香津美など、日本のアーティストが出演したこともあるジャズバー。ジャズ、ブルース、ラテンなどのライブを開催しています。ウイスキーベースのカクテルも人気。
☆Jazz Bar(フェアモント・ピース・ホテル内)
上海ジャズといえば、昔からここの老年ジャズバンドが有名。現在も75〜88歳のベテランジャズマンたちがライブを行っています。スタートは早めの19時。要予約です。
☆Mao Live House Shanghai
日本も含む海外の大物ミュージシャンもライブを行なう、上海を代表する存在のライブハウスです。当日券でふらっと入れる日もあるのでぜひ。
いかがでしたか? 行ってみたいお店は見つかったでしょうか。夜遅めオープンで盛り上がるお店ばかりをご紹介しましたが、くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。ここは海外だということを忘れずに、旅行者として冷静に自分のホテルに帰れて、翌日は二日酔いなく観光できるようほどほどに楽しんでくださいね。
以上、上海ナビがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2014-06-26