ロマンティック上海 黄浦江ナイトクルーズ+上海蟹ディナー
さおリンの「黄浦江ナイトクルーズ+上海蟹ディナー」体験レポ
夜景が美しい黄浦江クルーズと本場の上海蟹を一晩で楽しめる、上海ナビのツアーを体験!
はじめまして!「あなた、日本人に見えないね」と上海人に言われるサオリンです。
上海滞在5年目にして気づいたことがあります。私、“いかにも上海観光!”という感じの経験が少なすぎる!!「上海といえば上海蟹」なのに、数えるほどしか食べたことないし、外灘&浦東エリアにはよく行くものの、ナイトクルージング経験はゼロ。いつでも乗れるよね~っていう気持ちで今日まできてしまいました・・・。
が、そんな私に朗報が!上海ナビの「黄浦江ナイトクルージング+上海蟹ディナーツアー」を体験することになったんです。ひゃっほー!一年中食べられる上海蟹ですが、本格的なシーズンはまさにこれから始まろうというところ。一足先にこのツアーを体験して、みなさんにツアーの内容をお伝えしますね!
17:30 ホテルのロビーでガイドさんと待ち合わせ
ガイドさんが宿泊先のホテルまでお迎えに来てくれます。VIP気分~? 自分の名前が書かれたプラカードを持って待っていてくれるので、発見しやすい!お互いに名前を確認しあったら、ここでツアー代の料金を渡します。
支払いが済んだら、車で上海蟹レストランまで移動です。思えば中国に来たばかりの頃は、言葉が通じずタクシーに乗るのも恐怖だったなぁ。その点、ガイドさんがいてくれると安心ですよね♪
※道路の混雑状況などにより、地下鉄などを利用する場合があります。
18:00 レストラン到着!
ホテルから車で約30分後、「成隆行蟹王府」に着きました!予約必須、超人気の蟹専門店だそうです。私が行ったときは、少し早めの時間だったせいかそれほど混んでなくて、ラッキーでした。それにしても、頭の中で考えることの文末すべてに“カニ”がつくくらい、頭の中がカニでいっぱい。そりゃ、写真もカニポーズになりますよ!楽しみだなぁ~。
※お店の予約状況などによって、別の同等の上海蟹レストランとなる場合もあります。
店内はこんな感じです。
お店の中は、テーブル&イスなど木の占める割合が多いからか、なんだか落ち着く造りで、清潔!ちょうちんがイイ雰囲気を醸し出していましたよ。
私が通されたのは「周庄」と名のついた個室。他の個室にも「朱家角」、「烏鎮」など上海近郊の水郷古鎮の名前がついてるあたり、ニクイですね。
スタート!
①前菜 「クラゲの和え物」、「干し豆腐のスープ浸し」
クラゲはコリコリしていて、サッパリ味でおいしい!「豆腐干」という半乾燥の豆腐がカニエキス入りスープに浸された料理は、見た目は地味だけどおいしい!おなかが空いてるとついついガッツキたくなりますが、そこは気持ちをおさえて、カニにそなえましょう。
②蟹肉とフカヒレスープ 醤油味
お、おいしい!!スープがトロトロしていて、舌にからみつく感じ。フカヒレもケチケチしておらず、たっぷりなのが嬉しい!お好みで「红醋」という赤いお酢をかけると、また一味ちがったお味が楽しめますよ。
③蟹肉としいたけ入り豆腐
「マーボー豆腐の蟹バージョン」って感じです。マーボー豆腐の辛さを一切排除し、豚ひき肉を蟹肉に変えた料理、というとマーボー豆腐はもう全然関係ないですね。トロミのある色鮮やかな蟹ミソと淡白な豆腐が好相性。
④蟹の爪揚げ
コロッケかと思ってパクついたら、モッチモチの歯ごたえにびっくり!練り物のような弾力加減。意外にもカニ味がしっかりしていたので、ソースをつけなくてもおいしくいただけました。ちなみにソースは甘辛チリソースとウスターソースの2種類です。
⑤中国野菜の炒め物
本日は、豆苗(とうみょう)の炒め物でした。ずっと蟹カニかに味だった口の中を、これでリセット!
⑥蒸し上海蟹
やってきました!メインの上海蟹くんの登場です!!!上手に剥くには多少のコツと、やはり慣れが必要。というわけで、店員さんにおまかせするほうが賢いかと思われます。カニプロ!ってくらい目にもとまらぬスピードでカニをさばいていく店員さん。ものの1分で解体完了です。お見事!
ご自分でトライするのもモチロンOKです。ハサミを駆使するのが上手に剥くコツ。よっぽど忙しくないかぎりは、店員さんが剥き方を教えてくれますよ。「これ、どうやって食べるのカニ?」が、果たして中国人の店員さんに通じるのか!ハイ、すみません。くだらないギャグはおいといて、食べちゃいけない胃、心臓、腸、エラの部分はどこなのかレクチャーを受けてくださいね!
⑦蟹チャーハン蟹ミソがけ または 蟹ミソ入りタンタン麺
上海蟹を堪能したあとに炭水化物のおでましです。先におかず、後で炭水化物。中国式ですね。チャーハンかタンタン麺のどちらかを選ばなくてはいけないという苦渋の決断を迫られます。どちらも美味ですが、タンタン麺はちぢれ麺にゴマだれスープがよくマッチしていて、個人的にはこちらがオススメ。
⑧蟹ミソ小籠包
スープたっぷりショウロンポーのおでましです。普段食べ慣れて.いるショウロンポーの味とは違って、なんとなく粉っぽい感じがしました。おなかいっぱいだから、美味探知センサーが鈍くなってたのかな?
⑨デザート
色的に蟹ミソ味なのかとドキドキしましたが、ちゃんとしたマンゴープリンでした。すでにおなかいっぱいだけれど、デザートは別腹ですよね?マンゴーの味が濃くておいしかったです。
※デザートの内容はその時により異なります。
⑩フルーツ
食べやすくカットされたスイカと巨峰が出てきました。別腹パート2です。フルーツで胃の中がスッキリ♪
1階のミニステージで、二胡と琵琶の演奏がありました!上海蟹を食べながら中国楽器の演奏に酔いしれる。素敵ですね~。メロディーに合わせて歌うボタンインコくんもいましたよ。
上海蟹づくしのコースディナー。一皿の量は少なめなのですが、順番どおり時間をおいて出てくるからか、おなかいっぱいを通り越して後半はちょっと苦しくなるくらい。いや~どれもおいしくて、大満足!!ちなみにガイドさんは、コースをオーダーしてくれた後、お食事中は席を外し、食べ終わった頃にテーブルまで戻ってきてくれますよ。
20:00 黄浦江ナイトクルーズへいざゆかん!
お店を出ると外は暗くなっていて、ネオンがキレイ。黄浦江側に目をやると、東方明珠タワーが光ってます。船乗り場までは歩いて15分くらい。腹ごなしがてら、ライトの灯った外灘沿いをぶらぶら歩いて行くのがオツ!
さて、ガイドさんにクルージングのチケットを手配してもらったら、船へ乗り込みましょう!上海5年目にして初めてのクルージング!楽しみ!!
出航前の10分前から乗船可能です。今回私が乗ったのは2階建ての遊覧船。眺めがよく、風が吹き抜けて心地の良い2階が人気。船内は、やはり観光客が中心で多国籍!みなさんハイテンションで写真撮影にはげんでます。
21:00 クルージング終了~!ホテルへ帰ります
約50分のクルージング終了後、ガイドさんがホテルまで送ってくれます(移動は車)。ホテル集合・ホテル解散ということは、自分で車の手配をしなくていいのでラクチンですね
上海蟹+黄浦江クルージングという、上海に来たからには経験しないとソン!なコースを、一晩にして楽しめて贅沢な夜になりました。ガイドさんがいるから何かと心強いし、特に上海ビギナーの方にはゼヒゼヒおすすめのツアーです。みなさんの素敵な上海ステイを祈っております。それではまた!再見!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日 :2007-09-14
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