上海土産の代表・淡水パールの大型市場として、外国人マダムに圧倒的な人気! 洋服やシノワズリグッズも豊富で格安!
こんにちは、上海ナビです。
上海に住む日本人は帰国時にどこでどんなお土産を買っているのか、旅行者の皆さんは興味があるのではないでしょうか。今日ご紹介する「虹橋国際珍珠城」は、在住日本人、特に駐在員の奥様方に大人気のショッピングビル。観光地に行かずして最新の上海土産が手に入り、しかも安い! ということでお馴染みです。市中心地や主要観光地からは離れているので、「噂には聞くけど行くのはちょっと無理」と思っていた方もいるのでは? 早速ナビと出かけてみましょう!
「虹橋国際珍珠城」に行こう!
「虹橋国際珍珠城」の最寄り駅は地下鉄10号線「龍渓路」駅。行き方はこんな感じです。
周辺には在住日本人ご用達のスポットや飲食店がずらり。日本語が通じるお店、日本人経営のお店がたくさんあります。虹橋国際空港からも近いので、羽田便に乗るという方は出発前に時間を潰す場所としての利用価値があるかも。
「虹橋国際珍珠城」攻略法
各店の前に店員さんが待ち構えています
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どんどん値切ろう!市場でのお買い物の醍醐味は値切ること。「虹橋国際珍珠城」内では、言い値が元値の3〜5倍になっています。たとえば、100元だと言われたら、30元ぐらいだと思って値切ってみましょう。値切る主な手順は、「自分が買いたい値段を言う→店員さんが首を振ったら立ち去る→店員さん追いかけてくる→あの値段で買っていいか確認する→買う」です。また、「買ったのにすぐ壊れた」というのも「上海虹橋国際珍珠城」ではよくあること。買うときにしっかり確認しましょう。
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有名なのは、ニセモノ市場だから!?「虹橋国際珍珠城」は、ブランド品のニセモノを数100元で買える場所として有名です。でも、日本人旅行者としてこういう商品に手をつけるのはいかがなものでしょうか。帰国時に税関で煩わしい思いをする、下手すると罰金、持っていて貧乏臭い、儲けは誰の懐に入るのか、などを考えると、ナビは買う気にはなりません。ただ、残念なことにニセモノ目当てで行く日本人が非常に多いため、店内では片言の日本語で話しかけてくる店員がたくさんいます。無視が鉄則ですね。
「上海虹橋国際珍珠城」でお土産探し♪
それでは早速店内を見ていきましょう。建物は3階建てで、各フロアにぎっしりと小売店が入っています。豫園などの観光地の土産物街よりもすっきりしていて静かなのも「虹橋国際珍珠城」の魅力でしょうか。
入り口を入ったところはこんな感じ
<1階>まずは1階から歩いてみました。
シノワズリ雑貨、シルク製品、中国茶など、上海土産の定番品を売るお店がすべて揃っています。もうここだけでお土産調達はOK! 日本語ができる店員さんも多いので、じっくり値切ってみましょう。
ナビがチェックしたのはこんなお土産。英語のスーツケースタグは、旅好きの友達にあげたら喜ばれそうです。言い値は45元でしたが、ナビが立ち去ろうとしたら即20元になりました(もっと下がるかも)。値札がついていない商品ばかりなので、値段を見極めて賢く値切りましょう。
※2013年9月現在の品揃えです。流行に合わせて商品は定期的に変わります。
<2階>
「虹橋国際珍珠城」のメインフロアは実は2階。名前のとおり、真珠製品を売る店だけでワンフロアが構成されています。
ゲットしたいアイテムはもちろん淡水パール。冠婚葬祭用に一つは持っておきたい右の写真のシンプルなネックレスは、なんと大粒のもので1本80元とのことでした(小粒で25元から!)。
長さや留め具、デザインなど、気に入ったものが見つからない場合はオーダーもできます(お店によって作成期間は異なります)。このパールアクセのオーダーメイドが在住外国人マダムたちに大人気。フロアのそこここで店員さんと値段交渉をする欧米人女性を見かけます。
山のようにアクセサリーが売られています
パール以外にもこんなアクセサリーが揃っています。天然石やサンゴ、ビーズ、スワロフスキーなどのアクセはなんと5元から。日本の手芸屋さんでパーツを一つ買うよりも安いんです! 手作り好きな方なら、バラしてオリジナルアイテムを作ってみては。
声をかけてくるニセブランド売りも
<3階>ニセモノブランド(バッグ、服、デジタルグッズ、DVD)などのお店は3階に集まっているようです。店員さんの人数が多いのがちょっとコワいかも? でも、フロアをよーく見るとなかなか素敵なものも売られています。
3階で見つけたお勧めはこちら。
食事も兼ねて「虹橋国際珍珠城」へ!
南側にグルメ街
「虹橋国際珍珠城」の建物は、外側の側面がグルメ街になっています。日本人経営の日本料理店が多いので、旅行中和食が恋しくなったときにも便利。上海で働く日本人サラリーマンたちの憩いの場になっています。
「虹橋国際珍珠城」から徒歩すぐのグルメストリートといえば「虹梅休閑街(老外街)」。どのお店で食べようか目移りしてしまうほどいろいろなお店が並んでいます。ぜひ散策してみてくださいね。
いかがでしたか? 正直、「虹橋国際珍珠城」はぼーっと流し見すると「あんまりたいしたものないな〜」と思うはずです。でも、「それ、どこで買ったんですか!?」と思わず聞きたくなるようなものを格安で手に入れている「買い物勝ち組」が「虹橋国際珍珠城」の常連には多数存在します。各店でじっくり商品を見せてもらうことが掘り出し物を探すコツ。たっぷり時間をとって出かけてみて下さいね。
以上、上海ナビがお伝えしました。