各国メディア絶賛!メイド・イン・景徳鎮のコンテンポラリー食器で食卓をグレードアップ!
こんにちは、上海ナビです。
宋朝から続く中国陶磁器のメッカ・景徳鎮。「景徳鎮の食器」といえば、中国の代表的な伝統工芸品ですよね。今日ご紹介するのは、メイド・イン・景徳鎮の伝統と、基本に忠実なデザインの融合が大人気の食器ブランド「Spin」です。「シンプル、オーガニック、ピュア、エレガント」をスローガンとする「Spin」は、台湾人有名デザイナーのゲイリー・ワン氏が若い中国人デザイナーチームとコラボレート。上海のアトリエでデザインを起こし、景徳鎮に持ち込んで制作しています。2004年のオープン以来、ニューヨークタイムズを初め各国のメディアに絶賛され続けているこの「Spin」、上海在住の外国人や旅行者から火が付き、今や地元中国人にもひっぱりだこの存在なのです。アートギャラリーを思わせるコンクリート打ちっぱなしの広い店内。展示されているのは商品というより“作品”といった雰囲気です。早速ご案内しましょう!
※記事は移転前のものですのでご注意ください。2018年現在の住所、アクセス方法はいちばん下のデータ欄をご覧ください(2018年4月追記)
お店の中央には、「Spin」デザイナー、ゲイリー・ワン氏のパネルが飾られていました。装飾過剰のレプリカが大量生産される現在の景徳鎮を憂慮していたワン氏。基本に忠実なデザインをモットーに、25~30歳の若き中国人デザイナーたちと「Spin」を作り上げています。
「Spin」のオーナーは、上海・北京・台北に有名創作日本料理レストランチェーン「Shintori」「人間」を経営する台湾人男性、ジェレミー・クオ氏です。当初、レストランで使用する食器は日本から輸入していたのですが、中国の誇る陶磁器の産地・景徳鎮で制作できないかと考え、デザイナーのゲイリー・ワン氏に声をかけて生まれたのがこの「Spin」というわけです。現在でも「Shintori」や「人間」ではすべて「Spin」の食器が使われているそう。
モダン陶器の数々がずらり
それでは商品を見ていきましょう。
白色が美しいライスボールは120元、お皿は60元です。一方貝殻の形の豆皿は小60元、大80元。マグカップは100元になっています。コンテンポラリーながら、普段の生活に溶け込んでくれそうなデザインですよね。「Spin」の商品はもともと日本料理レストランで使用するために開発されただけに、どこかジャパニーズテイストが漂っていると思いませんか?
人気の一輪刺しセットは、150元~180元で展開されています。商品は3ヶ月ごとに新しいコレクションが発表されます。マス・プロダクションにかけず、限られた数量しか生産しない「Spin」では、いわば全てが“限定品”。
渋い色が素敵な花瓶は35~220元。ソープボトルは70~160元です。
セット商品もたくさん展開されています。
ひとつひとつ形の違う「SAKEグラス」はセットで700元。高脚プレートは一枚100~220元。そしてユニークな立食パーティー向け「フード&ワイン パーティープレートセット」は、大きさに応じて一枚75~100元です。
お店のPRマネジャー・ジンさんによると、オープン当時は欧米人や日本人を中心とする外国人に評判で、ここ数年地元中国人にも浸透し始めたということです。外国人のお客さんが多いので、頼めば包装は厳重にしてくれます。海外発送もご相談に応じるということですよ。
いかがでしたか? お店全体がギャラリーのような「Spin」。普段の生活をグレードアップしてくれそうなお気に入りの食器を探しに行ってみませんか?
以上、上海ナビがお伝えしました。