地下鉄2号線静安寺駅から徒歩約5分、駅近でアクセスにも困らない劇場で今夜は上海雑技を楽しもう!
こんにちは、上海ナビです。
上海旅行をご計画中の皆さん、グルメにショッピングやナイトライフと、滞在中のプランは万全ですか? え、ちょっと待った、「上海雑技は予定に入れてない」 って?! それはちょっともったいない観光プランかもしれませんよ!
上海雑技の会場はいずれも市の中心部に位置し、観光スケジュールに組み入れやすいのが魅力。エキサイティングなショーは、きっと 「観てよかった!」 と満足できるに違いありません!
今回は、雑技会場の1つ 「雲峰劇院」 で楽しめる1時間半の公演内容を皆さんにご紹介しようと思います。
「雲峰劇院」 があるのは、地下鉄2号線 「静安寺」 から徒歩約5分、北京西路沿いから少し奥に入った場所。この劇場では、現在19:30~ 1日1回の公演が行われています。会場からちょっと足を伸ばすと、夜遅くまで営業しているレストランも数軒あり、ディナーに困るということも特にないのでご安心を!
~雲峰劇院の雑技演目はコチラ!~
鑑賞する回によって、演目に多少の変更があるかもしれませんが、今回ナビが楽しんできたプログラムを例としてご紹介します。各演目はそれぞれ5~10分間くらい。さあ、いよいよオープニングの幕開けです!
Pole Climbing (棒のぼり)
オープニングに続き、長い竿竹を使った空中演技が始まります。動物的早技で登ったかと思うと、逆さにひっくり返ったり、別の竿竹へジャンプしたり! 終盤は息を飲む難易度5つ星の技で魅せてくれます。
Rolling Lamps (ランプ技)
少女団員2名によるエキゾチックな演技は、人間ここまでクネクネになれるのか!という柔軟技だけでなく、驚異的体勢を保ちながら様々な箇所にランプを乗せていくバランス感覚も人間離れしてます!
Plunging through ground hoops (輪くぐり)
2段、3段と重ねられた輪をめがけ、男子チームが勢い良く飛び込んでは様々な体操技を披露。ちょっと体が擦れようものなら崩れそうな輪の位置をキープしつつ、スピード感ある一幕が展開します。
Wheeling Dishes (皿まわし)
中国古代の衣装が艶やかな女性チームによる皿まわしも、中国雑技見所の1つ。繊細な技で皿を回しながらも、軽々と頭の上に乗り、空中でのバランス技を決めてしまうんです。舞台演出と共に芸術的!
Chair Stack (チェアバランス)
ピアノの上で椅子を1脚、2脚、3脚と積み上げては、見ているだけでハラハラの危なっかしい場所で逆立ちを…。安全ロープを腰に付けてのこの演技、いかに危険なものかお分かりでしょうか?!
The hula hoop (フラフープ)
危険な演技にハラハラドキドキした後は、スポーティーなフラフープの技で軽快にGO! 互いに投げてはボディキャッチを繰り返す体には、数えきれないフラフープがドッシリ。スポーツお姉さんも、まるで人間イモ虫のような姿に変わっちゃいます。
Playing Straw Hats (草帽遊び)
引き続き、コミカルな動きが楽しい草帽子を使った早ワザ★ショー! 横一列からピラミッド体勢まで、少年たちが様々なバリエーションで、まるでお手玉のように帽子を操ります。
Juggling with feet (足を使っての体操技)
体操少年たちの手に汗にぎるパフォーマンス! 全身を時にバネのように柔軟に、時に屈強な支柱として操る少年たちの驚きの技に、客席からも歓声が上がります!
Balancing on the Pole (ポールバランス)
白鳥の湖の楽曲に合わせ、踊る白鳥は細長い棒の上…! この不安定な状況で、片手でも逆立ち、ご覧の通りのポーズまで! 最高のバランス感覚と鍛えられた筋力が試される技です。
Silk Skills (空中シルク吊り)
やはり出ました、“ 天空を駆ける愛 ”! 客席の前から2列目くらいまで飛行してくる彼らの姿は圧巻! しかも、首にかけられたロープだけを支えに空中をクルクル回転する女性の姿はまさに激愛だ~ッ!
Trick-Cycling by girls (女子自転車曲芸)
衣装も可愛い女子自転車族が、まるで自転車の上に乗っているとは思えないバランス技や、自転車から自転車へのジャンプなど、あの手この手の技を展開! 最後には、全員が一台の自転車に乗っちゃうんですよ。
Balancing on Pipes (パイプ曲芸)
空き地のドラム缶で遊ぶ少年たち。意地悪なお兄さんが、少年にパイプを1つ、2つと積み上げさせるのですが…。コロコロ揺れ動くパイプの上でも少年はご覧の通り! 足元の不安定度数は最大値です。
The Ball of Death (決死のスリル飛行)
最後を飾る大人気アトラクションが、こちら “ モーターバイクショー ”。球体の檻の中に、1人、2人と増えるライダーたち。縦横にクロス走行するライダーたち、檻の中の危険度は、もう言うまでもありません! さらに珍しい女性ライダーが登場すると、会場全体も大いに興奮に包まれます!
~この劇場で公演する雑技団をご紹介~
現在この雲峰劇院で公演を行っている雑技団は、山東省からやってきた 「泰安市雑技団」 です。1994年に結成された山東省で唯一の雑技団で、実力ある若者たちを中心に現在約80名の団員で構成されているそうです。上海以外の国内各地や海外数カ国での公演実績があり、比較的新しいながらも実力を兼ね備えた雑技団のようです。
団員の最年少は14歳、最年長は27歳ということで、いずれにしても皆さん若い! 他の雑技団同様、こちらも入団して5年間の養成期間を経て、試験に合格した者だけが舞台に上がれるという厳しい世界。
写真の可愛いお二人は、今回のナビ取材時に芸術的なランプ技を魅せてくれた李亜天さん (右) と鄭苗苗さん (左) です。お二人とも山東省出身の19歳で、9歳の頃に入団した同級生。お休みの日には東方明珠塔や豫園をめぐるなど、日本から観光に来られる皆さん同様に上海での生活を満喫しているそうですよ。
毎日の稽古も私たちには想像できない厳しさだとは思いますが、これからも多くの観客に驚きのエンタテインメントショーを見せてくださいね!
~雑技チケットは、上海ナビで予約できます!~
日本をご出発される前に、上海ナビのウェブサイトから雑技チケットをご予約いただくことができます。これなら、慣れない現地で自分でチケット手配をする手間も省け、貴重な滞在時間が効率よく使えますよ。現在、上海ナビでは代金のお支払い方法により、2タイプの予約システムがご利用になれます。