往年の大スターから今をときめくアイドルまで! 大型コンサートを多数開催している万博跡地の複合施設型アリーナホール。
こんにちは、上海ナビです。
今日ご紹介する「上海メルセデス・ベンツ・アリーナ」は、上海最大のアリーナホールを擁する複合施設です。2010年の上海万博開催時に造られた建物で、世界的に有名なアーティストが毎月ライブを開催してるんですよ。ということで今回は、「ライブに行きたいけどまわりに食事する場所はある?」「チケットを持ってなくても入れる場所ってあるの?」などの疑問に応えるべく、この巨大UFOみたいな建物に潜入してみることにしました!
チケット情報などはこちらの記事をご覧下さい。例外を除き、「上海メルセデス・ベンツ・アリーナ」では公演チケットの販売はしていません。
「上海メルセデス・ベンツ・アリーナ」に行こう!
最寄りは「中華芸術宮」駅4号出口
「上海メルセデス・ベンツ・アリーナ」の最寄り駅は、地下鉄8号線「中華芸術宮」駅。歩いてすぐのところにあります。行き方はこんな感じ。
※公演を観て夜ホテルに帰るときのために地下鉄での行き方、乗り方をマスターしておくことをお勧めします。1万人以上が一斉に会場を出ることになるため、帰りのタクシーはほぼ捕まりません。
4号出口を出て右(北)へ進むと
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すぐ建物が見えてきます
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メインの入り口は建物の西側です
入り口は西側と南側にあります。イベントやチケットの種類によって入る場所が異なるので、公演を観る方は当日の係員や案内板の指示に従って入場して下さい。
東側は搬入口
東側にはバックステージエントランスと搬入口が。出待ちするならここ?
公演がなくても開放しています
公演がないとき、館内の見学だけしたいときは、西側の入り口から入ります。
周辺にはこんなスポットがあります。万博会場跡地は2014年6月現在まだ空き地や建設中の建物が多いため、今後もいろいろと変化しそう。
「上海メルセデス・ベンツ・アリーナ」基礎知識
UFOみたいな形の建物です
入場する前に、気になる基本情報のチェックを。
オープン:2010年5月(万博のパビリオンとして竣工)
面積:約20000㎡
ホール収容人数:最大18000人
メルセデス・ベンツの名称使用権:2030年まで(予定)
館内の主な施設:アリーナホール、ライブハウス、映画館、スケートリンク、ショッピングモール、グルメモール、展望台
過去公演した主なアーティスト:
ザ・ローリング・ストーンズ、エルトン・ジョン、メタリカ、イーグルス、AKON、アヴリル・ラヴィーン、ジェームス・ブラント、ライオネル・リッチー、シルク・ドゥ・ソレイユ、ディズニー・オン・アイス、ラルク・アン・シエル、安藤忠雄(講演)、荒川静香(アイスショー)、東方神起、チャン・グンソクetc
「上海メルセデス・ベンツ・アリーナ」内を探検♪
一般開放されているのは1階、6階、地下1階の3フロア
「上海メルセデス・ベンツ・アリーナ」は地上6階、地下2階建て。そのうち、1〜3階がアリーナスペース、4〜5階が事務所、地下2階が駐車場になっています。一般開放されているのは1階、6階、地下1階の3フロア。まずは1階から見てみましょう。
エントランスはここ
1階:アリーナ入り口、ライブハウス入り口、インフォメーション、カフェ、コンビニ
館内に入る前に、メインエントランス(西側入り口)周辺をぐるり。スターバックス、ファミリーマートなどがあります。「THE MIXING ROOM」はライブハウス兼クラブのようなミニスペース。大物ジャズミュージシャンやDJがここでイベントを開催しています。フロアは地下で、入り口は1階にあります。
入り口です
エントランスを入ってみましょう。奥の両脇にアリーナ入り口があります。
手前右手のインフォメーション側に地下1階へのエスカレーターと、上層フロアへのエレベーターがあります。
エレベーターを下りるとすぐ映画館が
6階:映画館、レストラン街、展望台
6階に上がってみました。エレベーターを下りるとすぐ目の前に映画館「世博国際影城」があります。フロアはドーナツ型で、レストラン街になっている屋内通路と展望スペースになっている屋外通路があります。
屋内の通路。円形なので一周できます
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屋外の展望通路も
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展望通路への出口
展望台はぐるっと一周歩いて15分ほど。黄浦江や万博会場跡地を一望できます。こんな風景を満喫できて入場無料! 夜景もきっときれいです。
屋内通路には大型レストランが並んでいます。もちろんどのお店も展望台に沿って造られているので、窓際席に座れば眺め抜群。公演がない平日に行けば予約なしでもOK。静かに食事できます。
ナビのお勧めは大人気の湖南料理チェーン「望湘園」と、激辛料理が味わえる四川料理店「蜀府」。辛いのが苦手な方、1〜2人の少人数で食事したい方には点心が豊富な「飛碟湯包」がお勧めです。
こんな休憩スペースも
飲食店に入らずにちょっと休憩したい場合は映画館「世博国際影城」のウエイティングスペースへ。映画のチケットを持っていなくても、座って景色を眺めつつのんびりできます♪
地下1階:スケートリンク、子ども用品店、飲食店、ブティック
最後は地下1階へ。
平日は空いてます!
こちらのメイン施設は、フロアの真ん中にあるスケートリンク「世紀星滑氷場」。午前、午後、夜などに分けて曜日ごとに入場料が変わります。いちばん安いのは平日の朝から午後までたっぷり滑って70元。子ども向けのフィギュアスケート教室やアイスホッケーの試合も行なわれているそう。真夏に涼みに行くのもお勧めです。
リンクを見下ろすような作りになっています
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ロッカー、靴貸し出しもあるので思いついたときに滑れます
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そのほか、ラーメンチェーン「味千拉麺」や子供服、おもちゃなどを扱う大型店「宝大祥青少年児童購物中心」、ローカル系のブティックなどがあります。
いかがでしたか? 「上海メルセデス・ベンツ・アリーナ」は、今のところ万博跡地に登場している施設のなかでは数少ない無料で入れる施設です。コンサート前の時間潰し法を考えていた方も、万博跡地の様子を見たいと思っていた方も、いろいろ探検してみたくなったのではないでしょうか。ナビのお勧めはやっぱり展望台。ぜひ時間をとって、のんびり歩いてみて下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。