上海限定ディズニーグッズを扱うショップや飲食店多数。『ライオン・キング』のミュージカルシアターもある散策スポット。
こんにちは、上海ナビです。
オープン以来連日話題になっている「上海ディズニーランド」。でも、入場には事前予約が必要(2016年現在)だということを現地で知った方や、ディズニーランドで一日過ごすほど時間がないというタイトなスケジュールで上海に来た方も多いと思います。今日ご紹介するのは、そんな皆さんにお勧めのスポット。東京ディズニーランドでいう、「イクスピアリ」の部分に当たる「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」です。どんなエリアなのか、早速出かけてみましょう。
「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」に行こう!
「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」は、「上海ディズニーランド」の入り口ゲートに西側にあります。最寄り駅は地下鉄11号線「迪士尼」駅。駅からの行き方はこんな感じです。
地下鉄ではなく空港などから出ているシャトルバスを利用する方、地下鉄ではなくタクシーで行きたい方は、以下の記事をご覧下さい。
「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」を歩こう!
敷地内に掲示されているマップ
それでは、エリア内を歩いてみましょう。敷地はささっと歩いて30分ほどの広さ。その名のとおりレトロな商店街、小さな街といった雰囲気のエリアです。順路などは特にないので気ままに歩きましょう。トイレもたくさん設置されているので安心。目的別に見どころをまとめてみました。
※店舗、風景は2016年6月現在のものです。まだオープンしていない店舗、エリアもあります。商品、店内のディスプレイなどは定期的に変わります。
『ライオン・キング』鑑賞目的の方はこちらへ
<見学施設のお勧め>「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」のメイン施設は、ミュージカルシアター「華特迪士尼大劇院」。公演のある日のチケット予約法は冒頭にリンクした交通アクセスとチケットに関する記事をご覧下さい。また、シアター前の広場では弾き語りなどのパフォーマンスが行なわれていることも。
※2018年6月14日より、ミュージカル『美女と野獣』を上演(2018年5月追記)
ギャラリーもあります
「華特迪士尼大劇院」に隣接するレンガ造りの建物「ACME」は、ディズニーアートの専門ギャラリー。見学自由ですが館内の撮影は不可でした。上海ディズニーランドやキャラクターをモチーフにした素敵なアート作品が展示されています。
奥にパークの出口が
「華特迪士尼大劇院」を通り過ぎた右奥には「上海ディズニーランド」の出口ゲートが。遊んだ帰りにここで食事やショッピングができるシステムになっています。
<ショッピングのお勧め>
まずはショップから。「上海ディズニーランド」に入らなくとも、上海らしいディズニーグッズが手に入ります。
イチ押しは大型ギフトショップ「WORLD DISNEY(迪士尼世界商店)」。こちらのお店はフロリダ、パリなどにもあるお店で、アジアは上海が初進出だそう。定番ディズニーグッズはもちろん、上海限定グッズも多数。ファッションアイテム、ジュエリーなども揃います。
ディズニーランドのお土産といえばお菓子。食べ物やキッチングッズが揃うのは「Spoonful of Sugar(甜蜜満勺)」。かわいい店名ですよね。上海らしいデザインの缶入りお菓子や、中国っぽいレンゲなどのカトラリーも揃います。
※こちらのお店は閉店しました(2018年6月追記)。
現地の子どもたちに大人気なのは、世界最大規模とも言われる「レゴ」の専門店。土日は入場制限が出ているほどです。
そのほか、上海市内でも人気のショップが店舗を出しています。
ATMはあります
一角には「中国工商銀行」がありますが、係員曰くこちらでは外貨両替は扱っていないとのこと。「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」内では、外貨両替はできないと覚えておきましょう。
<食事のお勧め>
「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」には市内でも人気の実力派レストランが多数。独断でナビのお勧めをまとめてみました。
市内でも人気の高級上海料理店「上海小南国」
「せっかく上海に来たんだから上海らしいものを食べたい!」という方には、「上海小南国」と「翡翠夢楽園(CRYSTAL JADE)」がお勧め。どちらも紅焼肉、小籠包などの定番上海料理が揃っているほか、秋〜冬には上海蟹も食べられます。ただしやや高級なので、お財布と相談しながら検討を。もうちょっと予算を下げたい方には「南小館」がお勧め。こちらも上海らしい点心やおかずが揃っています。
広東料理、点心、北京ダックもある「翡翠」
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小皿料理が豊富な「南小館」
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「休憩でちょっとコーヒーやお酒を飲むだけ」「子ども連れなので、お子様メニューや子どもが食べ慣れた料理がある店がいい」という方には、レストランバー「blue frog」、お茶やスイーツメニューが多い飲茶レストラン「新旺茶餐廳」へ。
お酒からキッズメニューまで揃う「blue frog」
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現地の子ども連れに大人気の「新旺茶餐廳」
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ほか、こんなお店があります。日系ラーメン店やタイ料理店、リーズナブルなフードコートも。
2017年現在のナビのお勧め店は「ザ・チーズケーキ・ファクトリー」です。(2017年1月追記)
湖畔エリアを歩こう!
「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」の南側には「小鎮湖畔(レイクショア)」というエリアがあります。ナビが訪れた2016年6月現在、まだオープンしていない箇所もありましたが、水辺で食事やお酒も楽しめます。のんびりできる芝生広場も。
こんなお店がありました。
ここだけで半日過ごせる「星願公園」
このエリアから、巨大湖「星願湖」に沿って造られた自然公園「星願公園」に入ることができます(無料)。上海特有の湿地帯の風景が自然のまま残っていてナビもびっくり。カエルや野鳥の声を聞きながらのんびり散策できます。ただし、一度入ってしまうと引き返すのが大変な広さ。引き返さず東側の出口(地下鉄駅付近)まで行くには徒歩1時間の広さなので注意を。「歩くぞ!」という気力と時間のある方、「この公園でのんびり半日くらい過ごしたい」という方向けの公園です。
「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」の楽しみ方
このエリアのメインはやっぱり「上海ディズニーランド」です。「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」はサブスポットなのですが、ほかの都市のディズニーランド周辺スポットにはない利用法がいっぱい!
パーク内じゃなくても限定グッズが買えます
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パークに入れなかったときに冒頭でご紹介したように、「上海ディズニーランド」は日付予約制チケットを事前に購入しなければ入場できません(2016年現在)。また、日本人的に入場券の値段はレートが上がった場合高額になります。「当日券売ってないなんて知らなかった」「TDLより高いお金払ってまで入りたくない」という方はいるはず。そんなときは無料で「上海ディズニーランド気分」を味わえる「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」へ。「行った気分お土産」も買えてしまいます。
散策するだけなら無料
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トランジット(乗り継ぎ)時の時間潰しや帰国日に浦東国際空港は乗り継ぎ客も多い空港です。空港で10時間待ちなどもよくあるそう。そんなときは、思い立ったらタクシーで約20分のこのエリアへ。旅行の目的地が中国ではない方も、エリア内は英語が通じるので安心です。また、浦東国際空港を利用して日本に帰る方、帰りの便が午後や夕方だという方は、空港に行く途中のついでの立ち寄りがお勧め。何もせずに過ごしがちな旅の最終日がちょこっと有意義になります。
いかがでしたか? 街並をよく観察すると、オールド上海のテイストや上海特有の建築様式、中国らしい飾りなどがあちらこちらに見つかる「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」。今回は昼間に訪れたナビですが、夜の風景も絶対素敵だと思います。今後もナビは、新しいお店やお土産探しに、定期的に訪れたいと思ってます♪
以上、上海ナビがお伝えしました。