進化中のグルメストリートで、地元上海人の女子たちに人気のレストランやカフェをチェック!
こんにちは、上海ナビです。
今日ご紹介する「呉江路」は、上海でいちばん有名なグルメストリート。万博開催と同時に東側が取り壊されてしまい(2011年9月現在も工事中)、寂れてしまうのでは? という不安もありましたが、現在は外資系飲食店がぎっしり並ぶ歩行街になっていて、行列店も多い活気に満ちたストリートに生まれ変わっています。大人気の「小楊生煎」は、この道が発祥の地なんですよ。どんなお店があるのか、お腹を空かせて早速出かけてみることにしました!
※2019年夏現在、通り全体が工事中です。記事内で紹介されているお店が閉店している場合がありますのでご注意ください(2019年8月追記)。
呉江路へ行こう!
呉江路の最寄り駅は地下鉄2号線「南京西路」駅。ストリートは3号、4号出口に面しています。今回は、4号出口に近い西側の入り口、茂名北路とのT字から東に歩いて行きたいと思います。
茂名北路から泰興路まで
呉江路の西側の入り口はこちら。目印はユニクロの旗艦店です。
このエリアのお店です。
このエリアのオススメ店はなんといっても「小楊生煎」。地下鉄の4号出口を出てすぐ左手に入り口があるビルの2階に位置します。ナビが訪れたのは午後2時頃。お昼どきを過ぎてもこの行列でした!
もう一つのオススメ店はここ。豫園でお馴染み「南翔饅頭店」の支店です。本店の小籠包は世界的に有名ですよね。でも、行列後にせまいテーブルで相席なんてこともなく、こちらの支店でなら豫園と同じ小籠包を快適空間でゆったり味わうことができます。
泰興路から石門一路まで
呉江路を分断する泰興路は、上海の昔ながらの路地裏が見られる「張園」に続く道。時間に余裕のある方はぜひ散策してみて下さい。お年寄りや猫たちが路地裏でのんびりひなたぼっこする姿が見られますよ。この通りから東側は、グルメモール「四季坊」をメインとする本格的なレストラン街。各国の人気店がひしめきあっていて、「行列のできない店は即淘汰」という、上海の飲食業界の厳しい競争も見られます。
泰興路より東の呉江路の様子。
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グルメモール「四季坊」。
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200〜300mの小さな歩行街にこれだけの飲食店が並んでいます。
上海の食べ物ブームがわかる街でもある呉江路。ナビが注目しているのはこのエリアに並んで建つ二つのベトナム料理店です。ベトナムの麺料理・フォーは、やわらかい米製の麺とだしの効いたスープが上海人に大人気。どのお店も食事どきは満席になっています。食べ比べてみたナビですが、どちらも甲乙つけがたい! 一人旅で食事に困ったときや、カフェとして待ち合わせでも利用できるので、「なぜ上海でベトナム料理?」とは言わずぜひ覚えておいて下さい。
呉江路のいちばん西側の突きあたり・石門一路は現在工事中です(2011年9月現在)。2009年まではこの先の路地にもB級グルメのお店がたくさんあったのですが、近所の人によると新しいビルを建設する予定なんだそう。ちょっぴり寂しい気もしますが、呉江路自体は今後もグルメストリートとしてどんどん新しいお店がオープンしそうな予感がします。
いかがでしたか? 定番の上海料理が食べたい人も、上海料理に飽きて日本の味が恋しくなった人にもオススメの呉江路。グルメを楽しみたい旅行者にも、上海の飲食店業界での成功の秘密を知りたいビジネスマンも必見の場所だといえます。ストリートがいちばん活気づくのは金曜日の夕食どき。ぜひ散歩がてらに歩いてみて下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。