上海大舞台

こんにちは、上海ナビです。
今回は、世界各国のアーチストによるコンサートがよく行われる屋内スタジアム 『上海大舞台』 を、行き方、周辺情報、歴史などを踏まえて詳しくご紹介したいと思います。

これまでに、日本のミュージシャンでは 「浜崎あゆみ アジアコンサートin上海 （ASIA TOUR 2007 ayumi hamasaki ～TOUR OF SECRET～ 亚洲巡回演唱会・上海站）」 （2007年4月22日）、「モーニング娘。2010年上海万博PRコンサート （放歌世博 早安少女組。上海演唱会）」 （2008年6月28日） などが開かれたこちらのスタジアム。
それでは、さっそく見てみましょう！

こちらが「上海大舞台」。建物自体は1975年に 「上海体育館」 として建てられたものです。形は直径約110ｍの円形で、高さ33メートル、当初の収客数は1万8千人でした。その後、1999年10月に約6ヶ月をかけて1250万平米の舞台として、また演劇・舞台・大型体育館・集会・大型展示会などができる国内初の劇場式体育館としてリニューアルされました。現在の収客数は約1万2千人となっています。

上海に来られたことのある方や在住の方は、「上海体育館」 や 「上海体育場」 などの名前は耳にしたことがあると思います。でも 「上海大舞台」 ってどこにあるの？聞いたこともないって方が多いかもしれませんね。
実は 「上海大舞台」 と 「上海体育場」 という2つのスタジアムが、同じ敷地内のお隣にあるんです。この２つの会場はそれぞれ旧名称と通称があり、どちらもコンサートがよく開かれる場所なので、上海住民のナビでさえよく混乱してしまいます。

●「上海大舞台」 ＝ 旧称 「上海体育館」：　手前の小さいスタジアム
● 通称 「八万人体育館」 ＝ 「上海体育場」：　奥の巨大なスタジアム

というわけで、まずは「上海大舞台」までの行き方をご紹介しましょう。

地下鉄出口を出ると5つ星ホテルの 「華亭賓館」 と 「飛洲国際広場」 が目の前に見えます。「上海大舞台」は地下鉄出口のすぐ裏側にあるので、出口の番号さえ間違わなければ、道に迷うことはないと思いますよ。

タクシーで行く場合は、運転手さんに 「八万人体育館」 と言うと、問題なく到着すると思います。中国語が話せなくても、漢字で書いて見せればOK！ 同じ敷地内にある 「上海体育場」 は観客が八万人も収容可能なので、地元上海では「八万人体育館」と呼ばれていて、こちらの名前のほうが有名なんです。

ただしイベント当日に車で会場に向かう場合、スタジアム周辺の道路が激混みで車が動かなくなるので注意が必要！ イベント後の帰りのタクシーも争奪戦になりかなり拾いにくいので、徐家匯の駅前まで歩いて空車を探すか、向かいの 「華亭賓館」 でしばらくお茶でもして待ちましょう。

～いよいよ 「上海大舞台」 の中に潜入します！～

こちらが、「上海大舞台」 の舞台中心から観客席を撮影した様子です。ちょうど一階 （いわゆる “ アリーナ ” ） の部分には椅子が並べられていました。演劇、舞台などがある時は１階部分に椅子を設置し、バスケットなどの試合がある時は椅子を取り外すそうです。円形の天井部分の照明がとっても迫力ありますよね。

こちらが、「上海大舞台」 観客席の一番後ろの席から撮影した様子です。思ったより舞台が近くに見えたので、一番安いチケットでも大丈夫？

コンサート以外にも、様々なイベントが行われているんですよ！

★カフェ　「スターバックス」
営業時間　7:30～22:00　 　
イベントがない平日でも、意外と利用客が多いんですよ。

以上、「上海大舞台」をご案内しましたが、いかがでしたか？これから上海大舞台（上海体育館）でイベントに参加される時には、ナビがご紹介した内容をぜひ参考にしてくださいね。