大正時代、上海からヨーロッパまで旅した詩人・金子光晴が妻で作家の森三千代とともに2年間住んだ場所。3階建ての長屋のようなアパートが迷路のように入り組んでいる。当時の様子は彼の著書『どくろ杯』に詳しく書かれているので、ぜひ一読してから出かけたい。ここから内山書店、魯迅故居、横浜橋などへ歩いて出かけるのが金子光晴の日常だったようだ。現在も普通の民家として人が暮らしているので、見学の際は無断で立ち入ったりカメラを向けたりするのは控えよう。
基本情報
住所 | 上海市四川北路1906弄 |
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駐車場 | 無し |
行き方 | 地下鉄3号線「東宝興路」駅1号出口を出て海倫西路を東へ進みます。四川北路を左折すると、多倫路とのT字路右手に入り口があります。徒歩約10分。 |
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スポット登録日:2010-08-17