ヒルトン 上海 虹橋 (上海虹橋元一希爾頓酒店)は、上海の人民広場まで 11.8 km、上海新天地南里まで 11.9 km の場所にあります。 この 5 つ星のホテルは、玉仏禅寺まで 12.6 km、外灘まで 13.6 km の場所にあります。
こんにちは、上海ナビです。
今日ご紹介するのは、あのヒルトングループが虹橋エリアにオープンさせたラグジュアリーホテル。各国のビジネスマンが出張などで集まるエリアながら、有名ホテルブランドの運営する高級ホテルが意外と少ないこのエリア。でも、「心身共にくたくたになる中国出張。ホテルだけは安心できるところを予約したい」という方は多いのでは? 「ホテルはブランドで選ぶ!」という旅行者の方にももちろんお勧めです。早速ご紹介していきましょう。
「ヒルトン上海虹橋」へ行こう!
紅松東路に出ている案内板
「ヒルトン上海虹橋」があるのは、日本人学校にほど近い虹梅路、虹許路エリア。周辺には住宅地やゴルフ練習場などがあり、繁華街から離れている分静かに過ごすことができます。ただし地下鉄の駅は最寄りの9号線「漕河涇開発区」駅から早足で徒歩20分とやや遠め。空港からはチャーター車やタクシーの利用をお勧めします。
ホテルではビジネスマン向けに開発区、工業区エリアへのシャトルバスも用意しているそう。観光地へ行くにも少し不便なので、「ヒルトン上海虹橋」を選ぶなら車の一日チャーターなどの利用を検討してみて。
こちらがホテル入り口。門を入ると3棟の建物が見えます。部屋のランクごとに棟が変わるそう。
入り口です
エントランスを入ると広々としたロビーとフロントが迎えてくれます。フロントでは外貨両替ができます。
客室グレード
気になる客室グレードです。会議室やビジネスセンターなど、ビジネスマンのニーズに応える施設が充実。日本人スタッフも常駐しているそうで、今回ナビを案内してくれた中国人スタッフの方も日本語ペラペラでした。安心ですね♪
① キング・ヒルトン・デラックス
② キング・ヒルトン・ゲストルーム
③ ツイン・ヒルトン・デラックス
④ ツイン・ヒルトン・ゲストルーム
⑤ 1ベッドルーム・デラックス・スイート
⑥ 1ベッドルーム・ジュニア・スイート
⑦ 2ベッドルーム・エグゼクティブ・スイート
⑧ 2ベッドルーム・プレジデンシャル・スイート
⑨ キング・ヒルトン・エグゼクティブ
車椅子でも館内移動ができます
グレードによって1〜3の棟に分けられているそう。お部屋の移動時に目についたのは、車椅子でも安心の段差スロープ。バリアフリールームなどもあるそうです。
11117号室/ツイン・ヒルトン・デラックス
寝室とバスルームが同じ空間に!
まず見せていただいたのはこちらのお部屋。引き戸とカーテンを開けるとベッドルームとバスルームがフラットにつながる、開放感あふれるデザインです。ルームナンバーの桁が多いのは棟番号付きだからだそう。最初の1は3棟ある内の1号楼の「1」。11階の17号室という意味だそうです。比較的リーズナブルなお部屋は1号楼にあるそう。
窓辺のデスクです。インターネットは有線、無線が使えます(有料)。また、1階のロビーとレストランでは宿泊していれば無料でWi-Fiが使えるそうです。
ソファの前にはワイン(有料)とウエルカムフルーツが。
窓からの眺めはこんな感じ。下に見えるテニスコートは宿泊客なら無料で利用できるそう。
ベッドサイドには電話、テレビのリモコン、目覚まし時計が置かれていました。
ベッドの向かいにフラットテレビが掛けられています。もちろんNHKが視聴可能。テレビの下にはポット、ティーセット、インスタント麺、グラス、おつまみ、冷蔵庫などが置かれています。
入り口を入って左手のクローゼットには、バスローブ、傘、アイロン、アイロン台、スリッパ、靴べら、ノートパソコンサイズのセーフティーボックスなどが入っていました。
注目のバスルームは深めでゆったリサイズ。カップルでの旅行や一人旅なら引き戸を開け放ってテレビを見つつのんびりバスタイムを。同僚、友達同士での利用なら、引き戸とカーテンでがっちり目隠しできるのでご心配なく。
トイレとシャワーブースはそれぞれ個室になっています。シャワーは手持ち式と固定のレインシャワーの2種類が付いていました。
洗面台にはニューヨークのセレブご用達コスメブランド「ピーター・トーマス・ロス」のアメニティグッズが! 美容に関心のある女子なら予約即決なのでは? シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディローション、洗顔用ソープが同ブランドのラインで揃っています。ほかにくし、シャワーキャップ、カミソリ、無料ミネラルウォーター、ドライヤー、体重計が用意されていました。
21102号室/1ベッドルーム・デラックス・スイート
2号楼にあるワンランク上のお部屋も見せていただきました。お風呂が窓辺にあるとテンションが上がりませんか? ゆっくりお湯につかりながら視聴できるミニテレビもついていました。アメニティグッズなどは先ほどのお部屋と同じものが用意されています。
窓辺のデスクとウエルカムフルーツ
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ソファの奥に開放的なバスルームが
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「枕が多い?」と思ったナビ。スタッフの方いわく、置いている枕はすべて堅さや中身の材質が違うそうで、好みのものを選べるのだそう。こんな気遣い、ナビは初めて見ました!
2号楼内の主な施設
また、スパ、ジム、プールなどは2号楼にあるため、館内施設をアクティブに使いこなしたい方は2号楼のお部屋が便利です。
31102号室/キング・ヒルトン・エグゼクティブ
最後にエグゼクティブクラスのお部屋が入る3号楼のゲストルームを見せていただきました。ダブルシンク、ウォークインクローゼット、自動開閉カーテンなど、高級感あふれる設備が印象的です。
リビング
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デスク
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バスルーム
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ウォークインクローゼット
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ホテル内施設
広東料理店「粤軒」 1階
ロビー階に位置するメインダイニングです。円卓を囲んで本場の中華料理を味わいたいならぜひこちらへ。フカヒレ、アワビなどの高級食材を使ったメニューにも定評があるそう。
ビュッフェレストラン「ESSENCE」 1階
朝食はこちらにビュッフェが用意されています。もちろんランチ、ディナーも利用可能。特にディナービュッフェは、海鮮、パスタ、スイーツなどが食べ放題とあって在住者にも人気です。が、スタッフの方いわく「日本人のお客様には申し訳ないことなのですが、ホテル内に和食店がないんです。どうしてもというお客様には、お隣の『ハイトンホテル上海』内の『田野』さんをご案内させていただいています」とのこと。
カフェバー「PULSE」 1階
アフタヌーンティーや午後のミーティング、待ち合わせなどに使えるラウンジ。夜はカクテルやワインを静かに楽しむことができます。
デリ 1階
お部屋でちょっと甘いものを食べたいとき、軽い食事としてパンを買いたいとき、出張時にクライアントへの手土産を調達したいときなどに重宝するデリ。ヒルトンのケーキは味も保証付きです。
シックなスパルーム
スパ「桃園1116」 3階
フェイシャルエステから足マッサージまで受けられるプライベート感満点のスパ。お隣には専門のネイリストが常駐するネイルサロンもあります。
ジム 3階
ランニングマシンなど、最新マシン一式が揃うジム。ホテル内のジムにはめずらしいボクシングのトレーニングができるスペースもありましたよ。ほかに25mプール、卓球ルーム、ヨガルームがあり、宿泊客ならすべて無料で使うことができます。先ほどお部屋の窓から見えたテニスコートも好きなときに使えますよ。
いかがでしたか? ナビが訪れた今日も、ラウンジでノートパソコンを広げながら商談をする欧米人ビジネスマンをたくさん見かけることができました。ジムやプール、スパでストレスを解消し、おいしいものを食べて仕事に臨めば出張も楽しくなりますよね。いつもは簡素なビジネスホテルという方も、たまにはこんなラグジュアリーな空間でのんびりしてみませんか?
以上、上海ナビがお伝えしました。