出張での一人滞在、一人ご飯もOK! 虹橋エリアを中心に動くビジネスマンならこのホテルを要チェック!
こんにちは、上海ナビです。
今日ご紹介する「ハイトンホテル上海」は、日本人居住区の真ん中にあって、中国人旅行者の利用も多く、韓国人スタッフもいるという、東アジアの交差点のような場所。上海在住日本人や頻繁に上海を訪れる出張者にとっては、気軽に立ち寄れる飲食店がいろいろ入っていることでも有名です。いったいどんなホテルなのか、早速出かけてみることにしました!
「ハイトンホテル上海」へ行こう!
「ハイトンホテル上海」の最寄り駅は、地下鉄10号線「龍渓路」駅と9号線「漕河涇開発区」駅。が、どちらの駅からも徒歩30分以上かかるため、タクシーの利用をお勧めします。虹橋国際空港からはタクシーで20分。これなら気軽にアクセスできますよね。
周辺には地下鉄の駅がないため、移動はタクシーやチャーター車利用が便利
ホテル周辺は高級マンション街。虹梅路まで出ると、在住日本人御用達の和食屋さん、美容室、スーパーなどがあり、日本人学校もすぐそば。タクシーでワンメーター圏内に食事や日常に必要なものがすべて揃っています。出張者や短期駐在のビジネスマンにはありがたい存在かも。周辺のマンションに在住日本人のお友達や家族が住んでいるという方にもお勧めです。ただし、個人での観光旅行の場合は主要観光スポットへのアクセスがやや不便かもしれません。
客室グレード
気になる客室グレードです。お部屋は計306室。会議室やレンタルオフィス、長期滞在用の部屋など、ビジネスマンのニーズに応える施設も充実しているそう。
① スーペリアルーム
② デラックスルーム
③ ストゥーディオルーム
④ エグゼクティブ・ルーム
⑤ スイートルーム
⑥ コリアンルーム
1219号室/デラックスルーム(ダブル)
まず見せていただいたのはこちらのお部屋。日本人のお客さんにいちばん人気のタイプだそう。広々としていて快適です。
窓辺のソファセットとデスクです。インターネットは有線(ロビーでは無線を利用可能)が使えます。デスクの引き出しにコードが入っていました。黒い袋のほうはドライヤーです。
ソファセット
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デスク
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デスクの上のコンセント
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引き出しにドライヤーとモジュラジャック
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ベッドサイドには電話とメモセットが置かれていました。ベッドの向かいにはフラットテレビが置かれています。もちろんNHKが視聴可能。
窓からの風景です。開発中の外国人向けベッドタウンを見渡すことができました。
テレビの右手の棚に冷蔵庫、ミニバー、ティーセット、電気ポット、グラスの置かれた棚が。
クローゼットはこんな感じ。バスローブ、電子セーフティーボックス、スリッパなどが入っています。
バスルームは、シャワーブース付きのユニットバスでした。シャワーは手持ち式と、天井に取り付けられたレインシャワーの2種類。
洗面台には、歯磨きセット、シャワーキャップ、カミソリ、石けん、シャンプー、無料ミネラルウォーターなどが置かれていました。洗面台の下にはヘルスメーターも。
1317号室/デラックスルーム(ツイン)
同じタイプでツインのお部屋も見せてもらいました。シングルベッドとダブルベッドが置かれているので、ダブルのほうで子どもと添い寝をすれば親子3人で泊まれますよ。バスルーム、アメニティグッズなどは先ほどと同じものが用意されています。
912号室/スーペリアルーム
いちばんリーズナブルなお部屋も見せていただきました。こちらのタイプはダブルのみだそう。一人での出張時に利用するお客さんが多いとのこと。シャワーブースのないオーソドックスなユニットバスが付いています。
1308号室/コリアンルーム
「日本人でも意外と利用する方が多いんですよ」とスタッフの方が案内してくれたのがこちら。床がオンドルになっていて、ベッドが低い韓国式のお部屋です。なんと上海でこういったお部屋があるのは「ハイトンホテル上海」だけなのだそう。確かに、靴を脱いで裸足で温かい床の上を歩けると日本人的にも落ち着きます。ただし、こちらのお部屋にはバスタブと窓がありません。
ホテル内施設
レストラン「ハンマダン」 3階
韓国料理店です。「上海でも本場の味が食べられる」と、上海在住韓国人にも人気だそう。ナビが訪れた日も、お友達とランチを楽しむ韓国人の駐在奥様たちでにぎわっていました。韓国系企業の利用が多いという大型個室もありましたよ。
イタリアンレストラン「PARCO」 1階
朝ご飯はこちらにバイキングが用意されています。韓国風の朝ご飯だそうで、宿泊客ではない単身赴任の韓国人ビジネスマンが出社前に食べにくることもあるそう。ランチ、ディナーはパスタやピザが人気のイタリアンレストランに変身します。
カフェ「ハイトン」 1階
待ち合わせや打ち合わせに使えるロビーカフェ。無線LANが無料で使えます。この日はコーヒー「無限のおかわり」というサービスをしていました。
バー「alinex」 2階
カジュアルな雰囲気のラウンジバー。韓国人経営で、店内には韓国語が飛び交っていました。一杯飲むならこちらへ。
韓国式スパ「麗辰」 2階
上海人女性にも人気が高い韓国式マッサージやフェイシャルエステなどが受けられるサロン。もちろん男性も利用可能。出張で疲れた体はこちらでリセットを。
ローソン
売店 1階
ロビーにはコンビニのローソン、韓国製品の売店、ゴルフショップ、工芸品ショップがあります。ホテル内にコンビニがあるのはありがたいかも。ほかにコピーから車の手配まで頼めるビジネスセンターがあります。
2012年10月現在、ジムは仮設置のものです
そのほか、ジムは現在小規模なもののみ設置されていましたが、近々設備を拡大するとのことでした。また、2階にはカラオケクラブ(KTV)があります。上海でKTVというと男性向けのお店のことですが、スタッフに聞いたところ「うちは女子同士でも歌いに来て大丈夫ですよ」とのことでした。
※日本料理店「紋兵衛」もオープンしています(2018年追記)
いかがでしたか? ナビが印象に残ったのは、何をおいてもスタッフたちのフレンドリーさでした。ナビが訪れたのはちょうど尖閣諸島問題で日中韓の関係が微妙だったとき(2012年10月)。でも、皆さん非常に親切に対応してくれました。言葉、レストラン、サービスなど、東アジア3カ国の文化を一挙に感じることができる「ハイトンホテル上海」。滞在すれば、上海旅行がぐっと奥深いものになるかもしれません。
以上、上海ナビがお伝えしました。