アンダーズ シンティエンディ 上海 - ア コンセプト バイ ハイアット (上海新天地安達仕酒店)は上海の中心部にあります。上海新天地南里や上海博物館は徒歩 15 分圏内です。 この 4.5 つ星のホテルは、人民広場まで 0.9 km、旧上海フランス租界まで 2.3 km の場所にあります。
こんにちは、上海ナビです。
上海でもっともオシャレな雰囲気の観光スポットといえば新天地。街のほぼ真ん中に位置するこのエリアに滞在すれば、食事、街歩き、ショッピング、移動など、すべてに困らない上海旅行ができてしまいます。そんな一等地に2011年にオープンしたのが、ハイアット系列のデザイナーズホテル「アンダーズ」。「とにかくサービスに感動した」「クラクラするくらいオシャレな部屋だった」などの口コミを聞いていたナビ、早速出かけてみることにしました!
「アンダーズ」へ行こう!
「アンダーズ」の最寄り駅は地下鉄1号線「黄陂南路」駅。出るとすぐ南側に個性的な外観のビルが見えるので、迷うことはありません。駅側から見て左の、窓枠が丸いビルが「アンダーズ」。右側の角張った窓のビルは「ザ・ランガム新天地上海」なのでご注意を。
窓枠が角張ったビルは「ザ・ランガム新天地上海」。似ているので注意を
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こちらのビルが「アンダーズ」。丸い窓枠が目印です
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入り口は嵩山路側(黄陂南路側の入り口は閉まっている場合があります)。その先の太倉路を右折したところが新天地。オシャレなカフェやバーにお散歩がてら行くことができますよ♪
新天地側から「アンダーズ」を見るとこんな感じ。噴水とオープンカフェが目印です。宿泊はしないという方も、ぜひぜひ休憩や待ち合わせでロビーバーを利用してみてください。Wi-Fiも無料で使えますよ(こちら側の入り口は閉まっている場合があります)。
ようこそ! 「アンダーズ」の世界へ
ロビーに足を踏み入れたとたん、思わず口を開けてその空間を眺めてしまったナビ。ステンレス、木、石などをベースにしつつ、カラフルな色彩を取り入れたスタイリッシュなデザインは必見です。斬新なのにどこか親しみやすさを感じるのは、新宿、南青山、六本木などの「無印良品」、「ハイアットリージェンシー東京」、「ハイアットリージェンシー京都」などを手がけている日本のデザイン事務所「スーパーポテト」の作品だから。どこか日本的なぬくもりを感じるんです。
館内のそこここに飾られたアート作品も素敵。実際に触れたり座ったりできるんですよ。
こちらがフロント。スタッフの方いわく、「ここはフロントであってフロントではない」とのこと。チェックインをしたら、そのフロントスタッフがそのお客さんのバトラーの役目を担うそうなのです。「ですから、私どものホテルにはコンシェルジュやポーターを置いていません。お出迎え、チェックイン、ご案内、外貨両替、チェックアウトまで、すべてフロントが担当します」とのこと。なるほど、その方がわかりやすくて便利かも。日本人スタッフも常駐しているそうなので安心ですね。
客室グレード
気になる客室グレードです。客室フロアへのエレベーターは、カードキーを持っていなければ乗れない仕組み。セキュリティも万全です。
① アンダーズ・キング
② アンダーズ・ダブル
③ アンダーズ・ラージ・キング
④ アンダーズ・スイート
⑤ アンダーズ・アティック
⑥ アンダーズ・XLキング
⑦ アンダーズ・ロフト・キング
⑧ アンダーズ・スイート・ラージ
⑨ ペントハウス・スイート
エレベーターは宿泊客しか乗れません
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廊下にもアート作品が
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2103号室/アンダーズ・キング
見せていただいたのはこちらのお部屋。今日は満室とのことでしたが、同じタイプでツインもあります。広々としていてとにかくオシャレ!
窓辺のテーブルとソファです。のんびり風景を眺めながらコーヒーでも、と思わせてくれる雰囲気。ウエルカムフルーツと、その下には何やらメッセージが書かれています。また、仕事用のデスクはありませんが、Wi-Fiは全館無料で使うことができます。接続もカンタンでした。
窓からの風景です。新天地を真上から見下ろすことができるんですよ。そして窓にも小さなメッセージが書かれています。こんなふうに、お部屋の中や館内にちょこっと書かれている言葉を探すのもおもしろいかも。
夜景も素敵そう♪
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空に目をやると窓に書かれたメッセージが
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ベッドサイドには照明のスイッチ、メモ、電話、目覚まし時計、スマホ充電器があります。
ベッドの向かい側の壁にフラットテレビが掛けられています。その下の収納棚に、冷蔵庫、ティーセット、ポットなどが入っていました。冷蔵庫内の飲み物は、ソフトドリンクに限り無料だそう。ティーセットの置かれているボックスの水色も素敵ですよね。思わぬ場所にカラーの仕掛けが隠れています。
クローゼット内はこんな感じ。セーフティーボックス、スリッパ、ランドリーバッグなどが入っています。
廊下の突き当たりにシャワー
お風呂場もびっくりのデザインです。廊下の突き当たりにシャワー、手前右手に洗面台、奥にバスタブ、左手にトイレという作り。バスローブはクローゼット内ではなく、さっと着られるようバスルームに用意されています。
クリスタルのような洗面台は、スイッチ一つでカラーが変化! バスタブも同じ色に変化します。
シャワーは手持ち式と、天井に取り付けられたレインシャワーの2種類。
バスタブも洗面台に合わせて色が変化します
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シャワーは2種類。何だか野外みたいな開放感
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トイレは蓋が自動開閉します。ウォッシュレットも完備。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、コットン、歯磨きセットなど、アメニティグッズもオシャレ。無料ミネラルウォーター、ヘルスメーター、ドライヤー、拡大鏡など、あるとうれしいグッズももちろん完備。タオルもふわふわでしたよ。
ホテル内施設
レストラン「海派」 1階
中華料理とフレンチレストランという、二つのダイニングを備えたメインレストラン。どちらのレストランにも朝食ビュッフェが用意されるため、気分によって中華風朝ご飯か、洋食朝ご飯を選ぶことができます。
パティスリー「ÉCLAIR」 1階
カフェ、ベーカリー、ショップを兼ねたホテルデリ。こちらのイチオシは、オリジナルレシピで作られたエクレアです。かわいい箱入りなので手土産にもオススメ。ほかにも缶入り中国茶のギフトセット、焼き菓子、トリュフなど、日本へのお土産にしても喜ばれるものを揃えています。
ロビーバー 1階
待ち合わせや休憩にぴったりの空間。パンなどの軽食やコーヒーもあるので、ビュッフェは時間がないという方はここで軽く食べることも可能。もちろんWi-Fiが無料で使えます。
ラウンジから会議室、ボールルームへ続く階段があります
ラウンジ 中2階
ロビーから見ると円盤のような形で浮いている中2階。ここには、会議やイベント、ウエディングパーティーなどでホテルを利用する人のための待ち合わせスペースがあります。このラウンジからはカードキー不要でボールルーム、ミーティングルームへ行ける仕組み。結婚式やビジネスイベントの利用者がホテルにたくさんいると、旅行者的になんだか落ち着きませんよね。「アンダーズ」はそのへんもきちんと考えた造りになっているわけです。
写真ではお伝えきれないのがもどかしい! 通路の壁すべてに水が流れています
スパ「Optime」 地下1階
石と水のカーテンウォールが続くエントランスが印象的なスパ。しっとり静かな空間が迎えてくれます。メニューはネイル、フェイシャル、全身ケアまでと幅広く、ここだけで一日過ごしたくなってしまうほど。もちろん宿泊客以外でも利用できます。上海の最新ラグジュアリースパを試してみたいという方は、ここをはずしてはいけません!
枠が透明のプールはナビも初めて見ました!
ジム&プール 地下1階
休憩ラウンジ付きのジムとプールは、宿泊客であれば無料で利用することができます。広いプールは平日の午前中なら独り占めできますよ。水着を忘れずに持って行きましょう。
いかがでしたか? 写真で見ると、斬新でオシャレすぎるホテルだと思う方もいるかもしれません。でも、自然素材を使った家具やホスピタリティあふれるサービスは、お年寄りのいる家族連れや小さな子ども連れにも手放しでオススメできるとナビは思いました。安心感、快適さを重視するという方は、ぜひ「アンダーズ」を選んでみてください。
以上、上海ナビがお伝えしました。