十六舖から外灘の夜景を独り占めできるスタイリッシュなホテル。主要観光地に歩いて行ける抜群の立地も◎
こんにちは、上海ナビです。
今日ご紹介する「ホテル・インディゴ上海オン・ザ・バンド」は、お友達同士やカップルでアクティブな上海旅行を楽しみたい方にぴったりのホテル。外灘、南京東路、豫園など、上海を代表する観光地まで徒歩圏内という立地はもちろん、洋服のオーダーメイドができる布市場や、夜景クルーズの船着き場にも隣接しています。「上海でやりたいこと」がすべてこのエリアでできてしまう場所にあるんですよ。早速ご紹介していきましょう。
<ちょっと豆知識>
2011年ごろから、上海には日本人に馴染みのない名前のラグジュアリーホテルが増えてきました。欧米系ホテルグループがアジア初進出の地に上海を選び始めたからなんです。でも、中国ビジネスに詳しい方なら、「初進出なのに何でいきなり成功してるの?」という疑問を持つはず。実は、親会社が有名なんです。たとえば、外灘の「ウォルドルフ・アストリア上海」はヒルトン系列のトップブランド。新天地の「アンダーズ」はハイアット系列なんです。今日ご紹介する「ホテル・インディゴ上海オン・ザ・バンド」は、インターコンチネンタル系列なんですよ。
十六鋪のランドマークを目指そう
「ホテル・インディゴ上海オン・ザ・バンド」があるのは、外灘の南に位置するクルーザーの発着場「十六鋪」。最寄り駅は地下鉄10号線「豫園」駅ですが、やや歩くのでタクシーが便利です。外灘の北側から目指すなら、最寄り駅は地下鉄2、10号線「南京東路」駅。かなり歩きますが、観光地のど真ん中を通っていくわけですから風景を見ているうちに到着してしまうはずです。
徒歩10分圏内に上海の見どころがこんなに収まってしまいます。下街歩きを楽しみたい方にも、洗練された都会の上海を感じたい方にもオススメ♪
入り口のインテリア。
入り口を入るとこんな空間が出迎えてくれます。スタイリッシュでユニークなデザインに圧倒されてしまいました。お部屋への期待も一気に高まりますよね。
客室グレード
エレベーター。赤い飾りは上海の路地の地図を表現しているそう。
気になる客室グレードです。いちばんスタンダードな「シティデラックス」でも充分くつろげますが、より眺めを楽しみたい方には「バンドリバー・デラックス」がオススメです。お部屋のデザインはどれもかなりステキ。新しいホテルなのに、ウエストライフ、ジェームス・ブラントなど、最近上海を訪れたスターの皆さんはみんなここを滞在場所としてリクエストしたそう。セレブの間ではもう有名なホテルなんですね。
① シティデラックス(ダブルorツイン)
② ホテル・インディゴ・デラックスルーム
③ バンドリバー・デラックス
④ ホテル・インディゴ・プレミアルーム
⑤ バンドリバー・プレミア(ダブルorツイン)
⑥ ホテル・インディゴ・リバービュールーム
⑦ 黄浦スイート
⑧ ホテル・インディゴ・プレミアスイート
2809号室/バンドリバー・プレミア(ダブル)
まず案内していただいたのはこちらのお部屋。かわいらしい家具とインテリア、そして窓からの絶景が出迎えてくれます。
モダンなデザインながら、インテリアのテーマは「オールド上海」。ベッドボードには豫園が、壁には石庫門のようなグレーのレンガが、フロアは暖かみのある板張りになっています。スタイリッシュながらほっとできるくつろぎ空間といった感じ。
窓からの風景です。残念ながら今日は曇っていたのですが、晴れた日の夜景は必見。ここだけの話、展望台よりも素敵な眺めかも。
雨だとこんな風景。
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真下にクルーザーが停泊しています。
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晴れの日の絶景です。
フラットテレビ、DVDプレーヤー、サウンドシステムも完備。ちょっと時間を潰したいときは、最新のDVDソフト(主に洋画)をレンタルすることもできます。もちろん無料で♪
デスクにはインターネット回線(無料)と、文具一式が揃っていました。ビジネスマンにはうれしいですよね。インターネットは無線LANも使用可。もちろんこれも無料です! デスクの横にはかわいらしいティーセットも準備されています。
デスクの右手にミニバーのある棚があります。冷蔵庫には、定番ドリンクのほかになんとエビアンのブースター(ミスト化粧水)が! ホテル内って、意外と乾燥してるんですよね。しかも暖房が効きすぎて顔が火照ったり・・・。そんな女性の心を読んだスマートなサービスに、ちょっと感動してしまいました。また、さきほどのティーカップとは別に、コーヒーカップ、お水用のコップもきちんと別に用意されています。瓶には上海人の定番おやつ「大白兎」が入っていました。
冷蔵庫には化粧水も!
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あの大白兎がサービスで置いてあります。
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お風呂場はこんな感じ。深いバスタブと、座って洗えるシャワーと椅子があります。日本人にもうれしい設計ですよね。ただし、ダブルのお部屋にはバスタブがない場合があるのだそう。「絶対お湯に浸かりたい!」という方は、ツインのお部屋を予約してくださいね。
石けん、シャンプー、カミソリ、シャワーキャップ、歯みがきセットなどのアメニティもひととおり揃っています。ソープは高級スパ「BaYanKaLa」ブランドのナチュラルソープです。タオルの収納もさすがデザイナーズホテル、かわいらしくセッティングしてくれてあります。
アメニティ。
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自然派ソープ。
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ヘルスメーター。
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タオル。
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クローゼットはカーテンで開けるタイプのウォークイン。なかでラクラク着替えられるほどの広さです。アイロン、アイロン台、バスローブ、セーフティーボックス、靴べら、スリッパなどもここに置かれています。
2205号室/シティデラックス(ツイン)
スタンダードなツインルームを見せてもらいました。お友達との旅行ならナビはこのお部屋を選ぶかも。インテリアは使いやすくミニマムにまとまっています。
窓からは開発中の豫園付近の風景が一望できます。お風呂からの眺めも絶景! 広いバスルームにポンと置かれたバスタブ、そして窓からの眺め・・・。長湯でのぼせないようご注意を。アメニティはさきほどのお部屋と同じものが揃っています。また、ツインルームには必ずバスタブが付いています。
ホテル内施設
外観はシンプルなシティホテルといった感じですが、館内を歩くと意外や素敵な施設がいっぱい。滞在中はぜひぜひ中をくまなく探検してみてください。
Char Bar 30階(18:00-24:30)
最上階に位置するバー。革張りの椅子とカウンターがシックな大人の空間を演出してくれます。そして、ルーフトップからは黄浦江の外灘側、陸家嘴側がパノラミックに一望できるんですよ。絶景バーとしては上海でも指折りの場所。ちょっぴりオシャレして出かけてみて。
Char Dining 30階(18:00-23:00)
目移りするくらいいろいろなレストランを揃えているホテルもいいけれど、「ホテル・インディゴ上海オン・ザ・バンド」のメインレストランは一軒だけ。それも、自信のある料理だけに絞って提供してくれるんです。その料理とは、極上ステーキ! ジューシーな牛肉に赤ワインを添えてぜひ。
Quai 6階(6:30-23:00)
朝ご飯はこちらで。明るい雰囲気のダイニングには、和、洋、中の朝ご飯セットが用意されています。もちろん、昼間にカフェとして利用することも可能。ナビが訪れたときも、食事時ではないのに窓辺でぼんやりくつろいでいる旅行者の方がちらほら。心地いい空間なんです。
図書室 6階(6:30-23:00)
無料で使えるパソコンとマッサージ椅子が用意されたライブラリー。本はもちろんDVDの貸し出しもしているので、お部屋で退屈したらここへ直行しましょう。しかも、寝転んでDVDが見られるこんなブースも。小さい子ども連れの家族客にも人気だそうですよ。
ジム&プール 7階
宿泊客なら無料で使えるジムとプール。すべて側面がガラス張りになっているので、体を動かしながら夜景を眺めることもできます。プールはもちろん冬でも快適な温度。必ず水着持参で出かけて下さいね。
いかがでしたか? 2012年1月現在、アジアにはまだこの1軒しかないというインディゴブランドのホテル。日本人には馴染みのない名前かもしれませんが、ナビはサービスと設備なら有名ホテル以上かもしれないと思いました。そこにかわいらしさや遊び心もプラスされているんです。きっと旅がより楽しくなるハズですよ。帰国後、「上海にはこんなホテルがあるんだよ!」と話したくなることうけ合い。ぜひ一度、インディゴブランドを体験してみてください。
以上、上海ナビがお伝えしました。