上海を代表する高層ビル「金茂大廈」に泊まろう! こだわりレストランがぎっしり詰まった、ワンランク上の快適ホテル♪
こんにちは、上海ナビです。
外資系ラグジュラリーホテルがどんどんオープンしている上海。ちょっぴりリッチに旅したいという方にとってこの街は、どこに泊まるか決めるだけで目移りしてしまう都市なのではないでしょうか。しかもどこもオープンして数年と、名門ホテルの最新版がずらり。でも、新しさやめずらしさには負けず、1999年にオープン以来ずっとトップを走り続けているホテルもあります。それが今日ご紹介する「グランドハイアット上海」。早速出かけてみることにしましょう。
高層ビル街の真ん中に位置
この建物です。
「グランドハイアット上海」があるのは、浦東の陸家嘴エリア。テレビ塔「東方明珠」と、101階建ての森ビルこと「上海環球金融中心」の間にあります。88階の展望台がある「金茂大廈」に入っているホテルだと説明した方が早いかもしれませんね。最寄り駅は地下鉄2号線「陸家嘴」駅ですが、幅の広い世紀大道を延々歩くことになるため、荷物が多い方はタクシーで行く方がいいかも。
左が「金茂大廈」、右が「上海環球金融中心」。道を隔てた隣りです。
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ホテルエントランスは花園石橋路側。
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ホテルの入り口は花園石橋路側にあります。タクシーで行く場合もこちらのエントランスで降ろされます。
入り口を入るとこんな感じ。ホテルはこのビルの53階から87階部分にあります。まずは1階のエレベーターでフロントのある54階を目指しましょう。1階から54階まではなんとたった43秒!
ビルの1階部分。ここにはフロントはありません。
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奥のエレベーターで54階に上がります。
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モダンアールデコの空中リビング
フロント。
54階に到着しました。ガラス張りのロビーラウンジと、スマートなデザインのフロントが迎えてくれます。夜は一面の夜景が迎えてくれるはず。思わず窓の方に駆け寄ってしまいそうですが、先にチェックインを済ませましょう。
気になる客室グレードです。いちばんスタンダードな「グランドルーム」でも充分くつろげますが、眺めを楽しみたい方には「グランド・リバービュールーム」がオススメ。
① グランドルーム(君悦客房)
② グランド・リバービュールーム(君悦江景客房)
③ クラブルーム(嘉賓軒客房)
④ クラブ・リバービュールーム(嘉賓軒江景客房)
⑤ クラブ・デラックスルーム(嘉賓軒豪華客房)
⑥ クラブ・デラックス・リバービュールーム(嘉賓軒豪華江景客房)
⑦ グランドスイート(嘉賓軒套房)
⑧ グランド・リバービュー・スイート(嘉賓軒江景套房)
⑨ ディプロマット・スイート(外交官套房)
⑩ プレジデンシャル・スイート(総統套房)
⑪ チェアマン・スイート(首席套房)
7616号室/グランド・リバービュールーム
案内していただいたのはこちらのお部屋。シンプルで落ちついたインテリアと、76階からの窓の外の絶景が印象的です。ベッドボードには唐代の詩人・李白の詩が刻まれていました。「グランドハイアット上海」のお部屋には、全555室すべて異なる詩歌が刻まれているんですよ。蘇州の職人さんたちが一枚ずつ彫ったそうです。
窓辺のソファ。76階からの風景を、コーヒーやワインとともにどうぞ。明るい窓際にはドレッサーも完備。
スタイリッシュなデスクも窓際に。インターネットは有線、無線どちらでも接続可能(有料)。
ベッドサイドには電話とアラームがあります。テレビ、セキュリティボックス、リモコンなどは、ベッドの向かいにある木製の棚の中にすっきり収まっています。
お部屋の入り口右手にティーセット、冷蔵庫、湯沸かしポット、ミニバーの入った棚があります。
バスルームはこんな感じ。大理石の深めのバスタブと、ガラスで仕切られたシャワーブースがあります。
専用のポーチにすっきり収納されたアメニティ。歯みがきセット、くし、綿棒、カミソリ、シャワーキャップ、ローションなどがひととおり揃っています。シャワールームにはシャンプー、コンディショナー、ボディソープが置いてあります。
ドライヤー、体重計も完備。
クローゼットの中にはバスローブとスリッパが。このクローゼット、お部屋からもバスルーム側からも開けることができるんです。着替えを持って浴室に行かなくとも、バスルームでそのままクローゼットにかけておいた服に着替えることができますよね。
お部屋のタイプを見比べ♪
そのほかにもこんなお部屋が揃っているので、予算に合わせて選んでみて下さい。アメニティやその他の設備は、ご紹介した「グランド・リバービュールーム」とほぼ同じ物がそろっています。
ホテル内施設
「グランドハイアット上海」は、素敵なレストランがぎっしり詰まったホテルとしても有名なんです。宿泊客以外でももちろん利用できるため、上海在住外国人の利用も多いホテルなんですよ。どこで食事をするか、たっぷり迷って下さい。レストランだけの利用も大歓迎だそうです。
<Grand café> 54階
フロントの奥に位置するカジュアルなカフェレストラン。朝食はここに用意されています。ランチ、ディナー時はコンチネンタルが楽しめるほか、窓際席でコーヒーを飲みながら風景を眺めたり、待ち合わせや旅の予定を練るときなどにも気軽に使うことができます。
<The Grill> 56階
ステーキが食べたくなったら、この店を目指しましょう。広いオープンキッチンでお肉やシーフードがジュージュー焼けるのを眺めながらのんびりディナーを楽しむことができます。ワインも品揃え豊富。広い窓からの夜景も文句なし!
<Kobachi> 56階
上海で活躍する日系企業の管理職クラス、社長クラスの皆さんがリスペクトする和食店といえばここ。和を感じる空間で、きらびやかなお造りや素朴な煮物、焼物などを味わうことができます。和食でほっとなごみたいときにぜひ。「海外の和食だから」という妥協は一切ない、こだわりの一品一品には感動してしまうかも。
<Cucina> 56階
イタリア人シェフが腕を振るう本格イタリアンが楽しめるリストランテ。かまどで焼く自家製パンや手作りパスタは、「上海一おいしい!」という口コミも多数。静かに、ロマンチックに過ごしたい夜はこちらのレストランを選びましょう。
<Patio> 56階
88階の展望台から見下ろせる吹き抜けの真下にあるラウンジ。ここからは、上を向くとビルの内部を88階まで見上げることができます。夜はここで、ジャズのライブを楽しみながらゆっくりお酒を楽しんで。
<Canton> 55階
香港人シェフがきりもりする広東料理の名店。気軽に楽しめる飲茶や点心からフカヒレ料理まで、こだわりメニューが揃っています。最大20人で利用できる個室もあるので、家族旅行や社員旅行でリッチなディナーを楽しみたいときにオススメです。
<Club Jin Mao> 86階
上海に来たのだからやっぱり上海料理が食べたいという方はこちらへ。味、サービスともに一流の上海料理が楽しめます。86階からの夜景にも圧倒されるはず。上海蟹のシーズンは混み合いそうなので事前に予約を。
<Cloud 9> 87階
『フォーブス』誌にて、世界でもっともすばらしいバーに選ばれるなど、輝かしい経歴を持つラウンジ。バーでありながら、こちらのお店が得意とするのは東南アジア料理だそう。サテや春巻をつまみながら、オリジナルカクテルと夜景を堪能して。
<Piano Bar> 53階
ビルの中の隠れ家といえばこのお店。ピアノの生演奏を聴きながら、のんびりとカクテルやワインを楽しむことができます。クリスマスなどはホテル内のお店はすべて予約でいっぱいなんていうこともあるのですが、このバーは比較的空いているのでぜひ覚えておいて下さい。
<Relaxation in Spa> 57階
のんびりホテルステイを楽しむなら欠かせないスパ。照明の落とされたリラックス空間で至福のひとときを。同じ階にはジム、サウナ、マッサージ室、プールもあります。旅の荷物に水着を入れるのをお忘れなく。
いかがでしたか? メタリックなビルの中に、これだけの施設と快適空間が詰まった「グランドハイアット上海」。こんな素敵な場所を拠点にした上海の旅は、ひと味もふた味も違ってくるような気がします。泊まるのはちょっと予算オーバーという方も、ホテル内のレストランやバーは利用する価値大ですよ。
以上、上海ナビがお伝えしました。