パーク ハイアット 上海 (上海柏悦酒店)は上海の中心部にあります。上海中心大廈やジン マオ タワーは徒歩 15 分圏内です。 この 5 つ星のホテルは、東方明珠電視塔まで 1.1 km、外灘まで 4.2 km の場所にあります。
こんにちは、上海ナビです。
今日ナビが訪れたのは、既にお馴染みとなった101階建ての上海ヒルズこと「上海環球金融中心(上海ワールドファイナンシャルセンター/SWFC)」内に位置する「パークハイアット上海」です。世界一高いところにあるホテルとしても有名ですよね。管理しているのは東京の六本木ヒルズでお馴染みの森ビル。東京以上の絶景と、リラクゼーション、居心地の良さを追求した空間をぜひ体感してみて下さい。
ホテルがあるのは、地下鉄2号線「陸家嘴」駅と「東昌路」駅の中間地点。どちらから歩いても10分ほどで到着します。とても目立つビルなので、どちらの駅で降りた場合もまずは世紀大道を「上海環球金融中心」目指して進みましょう。
「パークハイアット上海」への入り口は、「上海環球金融中心」の西側にあります。世紀大道から東泰路側に入るとホテルへのエントランスが。入る際にはX線での荷物チェックがあります。タクシーで乗り入れる場合は、警察犬チェックもあるんですよ。セキュリティの万全さにナビもびっくり。でも、安全に快適に過ごせるという証明でもありますよね。
コンセプトはプライベートレジデンス
では早速エントランスからみていきましょう。1階から専用エレベーターで一気にフロントのある87階へと上がります。エレベーターを降りると、シンプルであたたかい雰囲気のロビーが。豪華さや高級感よりも、居心地の良さを追求したデザインだそう。インテリアを手がけたのはニューヨーク在住のデザイナー、トニー・チー氏。ソファには麻を、壁には革をと、自然の温もりを生かした素材でまとめられています。
そして窓からはこんな風景が!!
ホテル内のそこここに飾られているコンテンポラリーアートは、六本木ヒルズ内の「森美術館」の協力によるものだそう。日本人アーティストのプロダクトもあるので、ぜひ見つけてみて下さいね。
客室グレード
気になる客室グレードと部屋数は以下のとおり。部屋数は174室と5つ星ホテルにしては少なめですが、その分きめ細かいパーソナルサービスを心がけているそう。ゲストルームは主に79階〜84階に設置されています。
① パーク・ルーム
② パーク・デラックス・ルーム
③ディプロマット・スイート
④チェアマン・スイート
⑤パーク・スイート
パーク・ルーム
ホテル内で最も多いのがこのタイプのお部屋。限りなくシンプルでシックなインテリアながら、どこかシノワズリな雰囲気が漂います。ただ飾っただけではない、「デザインの力」を感じますよね。
窓が大きくて、しかも空に近いからか自然光もたっぷり入ります。各部屋には39インチのフラットテレビ(シャープ製)、DVDプレーヤー、コーヒーマシン、ティーセット、プライベートバー、iPodスピーカーを完備。ブロードバンド・インターネットアクセスは無料で利用できます。
クローゼットはフロント&バックミラー付きウォークイン。着替えやメイクの時間まで、楽しく快適にしてくれるんです。
浴室はこんな感じ。女子二人旅でも順番待ち知らずなダブルシンク、ミラーに埋め込まれたフラットスクリーンテレビ、大きくて深い浴槽、床暖房完備、大きめレインシャワーなど、言うことナシのバスルーム♪ 浴室の外に椅子や桶があって、そこで体が洗えるというのも日本人にはうれしいですよね。
アメニティは歯みがきセット、くし、カミソリ、シャワーキャップなど基本的なものはすべて揃っています。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ローションなどはイギリスのブランド「Aromatherapy Associates」のものを採用。バスルームでゆったりスパ気分が味わえますよ。
トイレはこんな感じです。バスルームとはもちろん独立。
窓の外は、各部屋ともに上海最高階からのシティビューが広がっています。
パーク・デラックス・ルーム
よりラグジュアリーにホテルステイを楽しみたいならこちらのお部屋がオススメ。広いデスクが印象的です。
ツインタイプも見せてもらいました。すっきり、都会的なインテリアです。
バスルームはこんな感じ。窓から見えるのは黄浦江です。視界を遮るビルもありません(だってここが上海一高いところなんですから!)。こんなに開放感のあるバスルームは上海ではここだけかも。アメニティはパーク・ルームと同じものが完備されていました。
ホテル内施設
◎ラウンジ「リビングルーム」
営業時間 7:00〜深夜
フロントの後ろに位置するロビーラウンジ。その名の通り、居心地の良いリビングをイメージして作られています。でも窓の外は非現実的な世界が! お隣の金茂大廈とテレビ塔のてっぺんだけがどーんと視界に入ってきます。昼間はアフタヌーンティー、夕方以降はシャンパンをどうぞ。
◎カフェ「パントリー」
営業時間 10:00〜23:00
終日軽食を用意しているそうなので、遅めの朝ご飯やランチを食べ損ねたときにも安心。ディナータイムはビュッフェサパーを楽しめるそう。
◎レストラン「ダイニングルーム」
営業時間 6:00〜10:30 11:30〜14:30 17:30〜22:30
朝食はここで。ランチ、ディナーではプロヴァンス・キュイジーヌが楽しめます。ワインとともに味わいたいメニューもいっぱい。ちょっぴりオシャレして出かけたいお店です。
◎ロビーバー「バー」
営業時間 11:00〜翌1:00
ロビーの左手に位置するバー。低いソファと緑の革張りをテーマにしたインテリアが印象的。オススメはクラシックなカクテル。友達の家にお邪魔したような小さなボックス席は、まさにプライベートラウンジといった雰囲気。
◎レストラン「100センチュリーアベニュー」
営業時間 11:30〜14:30 17:30〜22:30
和、洋、中が楽しめるカジュアルなレストラン。マルチショーキッチンが3つのゾーンに設置されていて、一つのレストランにいながらにして寿司、ステーキなどいろいろな料理がオーダーできるんです。しかも寿司ネタは東京の築地から空輸しているそう。これは期待できるかも!
◎バー「ミュージックルーム&上海ラウンジ」
営業時間 20:00〜翌1:00(金土〜翌2:00)
にぎやかに過ごしたい夜はライブやDJによる音楽が盛り上げてくれるミュージックルームへ、しっとり過ごしたいならレトロな雰囲気とピアノの生演奏が人気の上海ラウンジへ。気分や相手によって使い分けて下さいね♪
◎ スパ「ウォーターズエッジ」
インフィニティープールとジャグジー、スチームルームが併設されたラグジュアリーなスパ。施設内にはなんと太極拳用の中庭もあるんです。都会的で洗練された空間の中に、ゆったりとした中国的思想が組み込まれているパークハイアットならではのスペース。ぜひ太極拳に挑戦してみて下さい。
いかがでしたか? 洗練されたインテリアや24時間対応のバトラーサービスを始めとした行き届いたサービス、窓からの風景、こだわりの料理など、すべて「泊まったことが自慢になる」ホテルだとナビは感じました。ホテルって、旅の思い出の中でもいちばん大きなウエイトを占めていますよね。旅先の街の印象をも左右してしまうといっても過言ではありません。でもパークハイアットに泊まれば、ホテルはもちろん上海の街や中国の文化まで好きになってしまうかもしれませんよ。
以上、上海ナビがお伝えしました。