上海の中心部にあるザ バンド リバーサイド ホテル (新協通国際大酒店)は、南京路ショッピング地区、外灘から 1 km 圏内にあります。 この 4 つ星のホテルの 5 km 圏内には、江海関、外白渡橋などがあります。
こんにちは、上海ナビです。
今回は地下鉄2号線 「南京東路」 駅から北に徒歩10分足らずの北京東路に建つ準4つ星ホテル 「新协通国际大酒店 (ザ バンド リバーサイド ホテル)」 をご紹介します。
2004年にオープンしたこちらのホテルは、蘇州河のすぐ傍にあるので “ リバーサイド ” の英語名を持っているようです。もちろん、蘇州河だけでなくホテルの高層階からは浦東側の景色も楽しめるロケーションなんですよ。
ホテル周辺は市内でもローカル度が高いエリアですが、ホテル内設備はインターナショナルなゲストを受け入れるに申し分ない環境。
それでは、さっそくホテル内をご案内いたしましょう。
~ホテル フロア別案内~
18階 レストラン 「Zip 18」
6~17階 客室
7階 客室 (※全てVIP Room)
5、6階 (オフィスフロア)
3、4階 中華料理レストラン
2階 スパ/サウナ/ビューティーサロン
1階 ロビー、フロント、ロビーバー、ビジネスセンター、ギフトショップ
B1階 バンケットホール、
駐車場
ホテルの外観はオフィスビルのようなアッサリした雰囲気だと思ったのですが、ロビーに入ると期待以上にホテルらしい豪華さで驚きました。
入り口からすぐ正面にフロントデスクがあるので、まずはこちらでチェックインですね。フロントスタッフは英語はもちろん、日本語OKの方もいらっしゃるそうですよ。日本語サービスは24時間対応可能とのことでした。フロア案内には日本語表示があり、日本人にも利用しやすそうです。
■ 客室紹介
ホテル内にはシティービューまたはリバービューが選べるスーペリアルーム、TVと一体型になったパソコン完備のデジタルクイーンルーム、ラージスケールなウインドウからの景色が楽しめるグランドビュールーム、さらに2008年にリニューアルを終えたばかりの7階フロアVIPルームなどが合計195部屋用意されています。
今回はスイートルーム以外の主な客室を4タイプ拝見してきました。
1017号室/Superior City View(約25㎡)
こちらは 「スーペリア シティービュー ルーム」 ですが、クッションやベッドカバーもバッチリ。スーペリアルームにしてこんな雰囲気の良い客室には、5つ星でも巡り会えないことがあるので、なかなかのものです。窓の外には南京東路側の景色が見えますが、頑張れば東方明珠塔もギリギリ見えます。
ベッドの足元側にはテレビやデスクが用意されています。こちらのホテルではNHKもちゃんと受信できるそうですよ。テレビのあるチェストのドアは、開いてから奥に押すとサイドに収納されて邪魔になりません。
デスクもティーテーブルのチェアも使いやすそうなシェイプ。クローゼット内にはスリッパやバスローブ、セーフティーボックスなどが収納されています。
クローゼット脇にはティーセット、ミニバー、その下には冷蔵庫があります。ティーバッグは無料、コーヒーその他の飲料は有料です。
デスクの引き出しを開けると、インターネットの接続ケーブル、ドライヤー、日本語表記のある上海イエローページも用意されていました。
バスルーム内は、バスタブとシャワーブースのW設備。ただ、アメニティは部屋のランクによりコンディショナーなどの用意がないので、シャンプーにこだわる方は旅行用セットを持参したほうがいいと思います。
1408号室/Superior River View (約25㎡)
次にご紹介するのはツインの 「スーペリア リバービュー ルーム」 です。こちらの客室はベッドやクッションに使われるファブリックのデザインが明るく、可愛らしい雰囲気に感じられます。
デスクやテレビなどのインテリアはシティービューの客室と同じですね。蘇州河の周辺は再開発中でそんなにステキな景色ではないのですが、東方明珠塔が目印の浦東ビューが遠くに見えます。
ベッド周辺以外のインテリアや備品類は、シティービューの客室とまったく同じものが用意されています。
バスルーム内を見てみましょう。こちらのバスルームはバスタブ式になっていて、シャワーブースの用意はありませんでした。バスアメニティ類は先ほどの客室と同じです。
1415号室/Grand View Room (約55㎡)
さて、次は「グランドビュー ルーム」です。カーテンを開けると全てウインドウになっていて、日中は明るい客室。今日はお天気のせいであまり景色が冴えなかったので、カーテンは閉じちゃいました。ベッドカバーが “ チャイナゴージャス ” に変化。
客室の奥にあるデスクにはパソコンも用意されています。この部屋だけでなく、「デジタルクイーンルーム」 にも全室パソコンがあるそうですよ。デスク後方のちょっと奥まった場所にクローゼットがあります。
客室の入り口側に、テレビや飲料類を収納したシェルフなどが配置されています。
客室ドアの向かい側にバスルームが用意されていますが、かなり広々とした空間です。この広さなので当然バスタブ&シャワーブースのW設備になっていました。トイレもこの空間の脇に用意されています。
707号室/VIP Room (約30㎡)
最後にご紹介するのは、リニューアルされたばかりの7階フロアにある 「VIPルーム」 です。こちらの客室は今まで見てきた客室とはガラリと雰囲気が変わり、現代的な寛ぎが感じられるデザインになっています。
一見、白と黒のコントラストがハッキリしたクールなデザインに見えるんですが、他の客室に比べて開放感が高く、ちゃんと暖かみも感じられるインテリアになっているんです。
ティーテーブルの周辺もこんなにステキ! ファブリックのデザインもお洒落! なんと言っても、このステキな雰囲気を最大限に引き立てるバルコニーが、まるでヨーロッパのお家のようなんです。バルコニーは鍵がかかっていますが、ホテルスタッフにお願いすると外に出ることも可能です。
そして、この客室もデスクにはちゃんとパソコンの用意がありますよ。ビジネス滞在なら自分で持参される方が多数派だと思いますが、旅先の客室にパソコンがあるとかなり便利ですよ。
客室ドア付近には飲料類の用意されるチェストやクローゼットが用意されています。ミニバーなどはこのチェストの引き出し内に収納されていました。
さすがは高級ルーム、バスルーム内はやはりバスタブとシャーブースが両方用意されていました。
また、他の客室では見かけなかったのですが、こちらには体重計も用意されていました。普段と違う食生活になる旅の途中は体重の増減もいつもより際立ちそうです。怖くて乗れない?!
<その他施設>
◎ロビーバー (1階)
営業時間 7:00~深夜2:00
コーヒーや紅茶、ビールなどの各種ドリンクのほか、サンドウィッチなどの軽食もオーダー可能です。
◎ ビジネスセンター (1階)
営業時間 24時間
FAX、コピー、インターネットの利用や、各種チケット手配などのサービスはこちらへどうぞ。
◎ ギフトショップ (1階)
営業時間 8:30~23:00
ちょっとした中国のお土産なら、こちらのギフトショップでも購入可能です。出張中などで時間のない方も、ちょっと覗いてみてください。
◎ スパ/サウナ/ビューティーサロン
「Helen Huang Spa」 (2階)
営業時間 9:00~深夜2:00
◎ 中華料理レストラン 「老豊閣品珍軒」 (3、4階)
営業時間 7:00~22:00
アワビやフカヒレなどの高級食材を使った広東系メニューに加え、上海料理とのフュージョンも楽しめるレストランです。3階はメインダイニング、4階には個室も用意されています。また、朝7:00~9:30まで上海スタイルの朝食ビュッフェがいただけます。
◎ レストラン 「Zip 18」 (18階)
営業時間 6:00~10:00、10:00~24:00
最上階の18階に位置するこちらのレストランではユニークなインターナショナルメニューが展開され、フレンチスタイルの鉄板焼きなど豊富なメニューが用意されています。周囲のナイトビューが楽しめる夜がオススメです。
■ 周辺情報
◎ 中国銀行
ホテルの1階部分には中国銀行があり、中国元への両替などに便利です。
◎ コンビニ
ホテル周辺の山東北路と寧波路の交差点近くに、コンビニがあります。
◎ 南京東路
上海に残る最も古い繁華街といえばやはり 「南京東路」。チャイナタウンを彷彿とさせるせりだし看板がイメージ通りに楽しめる貴重なストリートには、ナビでご紹介済みのお店もイッパイ!
◎ 外灘
外灘といえば対岸に見える高層ビル群の景色も抜群ですが、黄浦江沿岸に立ち並ぶ歴史的建築物も圧巻。昼も夜も、それぞれ違った “ 上海の顔 ” が楽しめます。