新天地で小籠包をいただくならここ!
こんにちは、上海ナビです。今日は、「台北ナビ」「香港ナビ」「ソウルナビ」でもお馴染み!小龍包で有名な台湾の「鼎泰豊(ディンタイフォン)-新天地店」をご紹介します。上海では「古北新区」と「新天地」の2箇所に店舗がありメニューもお味も台北の本店と同じ、もちろんあの「小籠包」もどちらの店舗でも味わえます!「鼎泰豊」の小龍包は食べてみたいけど古北まで行くのはちょっと面倒という方は、市内中心部にある「新天地店」にいらしてみてはいかが。
ではさっそく「鼎泰豊-新天地店」に行ってみましょう。
~鼎泰豊~
日本にも5軒の支店を持つ超有名店なのでご存知の方も多いと思いますが、まずはお店の歴史を簡単に。
1958年、現在の社長のお父様がお店をオープン。当初は小籠包の屋台からスタートしたお店は、20数年後には「ニューヨークタイムズ」の世界10大レストランに選ばれるまでに成長しました。その後は世界にフランチャイズを展開、日本(東京、名古屋、京都、大阪、横浜、熊本)、アメリカ(ロサンゼルス)、中国(上海、香港)、韓国(ソウル)、シンガポールなど、世界各国に25の支店を持つ超有名店に!
~新天地~
1920~30年代に建てられた「石庫門」と呼ばれる上海独特の建築物を利用し、旧フランス租界の町並みを再現した「新天地」。一歩足を踏み入れるとスタイリッシュなショップやレストランが建ち並び、一味違ったグルメやショッピングが楽しめます。
~店内紹介~
お店は新天地南里の2階にあります。こちらの建物、3階には有名なフィットネスクラブやSPAが入っていますので、お時間のある方は覗いてみてくださいね。
※ビル全体がリニューアルし、お店の位置が変わりました。詳しくは記事下のアクセスをご覧ください。メニュー、内装なども変わっていますのでご注意ください(2020年11月追記)。
新天地らしくモダンなレイアウトの店内。南里の広場に面している席からの夜景はとてもきれいです。
店内の壁には、有名芸能人や歌手のユニークなイラストが描かれています。皆さん、どれが誰だか分かりますか?(答え:左から順番に刘德华(アンディー・ラウ)、刘青云(ラウ・チンワン)、莫文卫(カレン・モク)、张惠妹(アーメイ)、周杰伦(ジェイ)、容祖儿(ジョイ・ヨン)、王菲(フェイ・ウォン)でした!)
~ それではお待ちかねの小籠包です!!(料理は虹橋店のものです) ~
<特製蟹入り小籠包> 68元
できたてホヤホヤ!一つの蒸篭に10個入っています。
お酢と醤油です。分量は、お酢2:醤油1が美味しいそうです。覚えておきましょうね。
生姜の千切りです。写真のようにしてタレに生姜の味を移すのもよし、小籠包の上に直接乗せて一緒に食べるのもよし。お好みでどうぞ。
生姜の千切りです。写真のようにしてタレに生姜の味を移すのもよし、小籠包の上に直接乗せて一緒に食べるのもよし。お好みでどうぞ。
それでは「鼎泰豊」直伝!小籠包の食べ方です。
1. れんげに乗せて皮を少し破り、スープを出してスープだけを味わう。
2. 何もつけずに小籠包そのものを味わう。(できたての小籠包はとっても熱いので気をつけてくださいね!)
3. 小籠包にお酢と生姜でアクセントをつけて小籠包を味わう。
今回は蟹入り小龍包をいただいたので、蟹みその濃厚な味がついたのスープが味わえました。もちろん餡にもしっかりと味がついています。皆さんもぜひ一度試してみてくださいね。
~点心房を覗いてみましょう(虹橋店のものです)~
なんと、あの「鼎泰豊」の厨房を見学させていただくことができました!!
お昼どきの店内はお客さまでいっぱい。もちろん厨房も大忙しです。ナビはお昼のピークが過ぎ、厨房もどうやら落ち着いた午後2時ごろにお邪魔しました。
早速、小龍包の作り方を見せていただきました。
まず皮を作ります。薄く早く確実に正確に、伸ばす伸ばす伸ばす!材料となる小麦粉の量は本当にちょっぴり。あのとっても薄い皮の小龍包ができるのも納得です!
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具を包みます。分量は一個一個完全に同じ、機械みたいに正確です。
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包むのもあっという間。そしてキレイ。
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4―5分蒸したら出来上がり!
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とにかく全ての工程が素早い。さすがは職人さんです。今回はナビの為にわざわざゆっくりとやってくださいました。どうもありがとうございます!
~ 料理紹介 ~
<野菜の和えもの> 22元
豆腐とモヤシとワカメの和えものです。さっぱりしていて食が進みます。
<キャベツの漬けもの・四川風味> 22元
ただのキャベツに見えますが、食べてみるとほのかに辛くて箸休めにはピッタリの一品です。
<ピリ辛胡麻だれ麺> 25元
麺はピーナッツ風味。粉にピーナッツを挽いたものが混ぜてあるそうです。ピーナッツの香りと辛めの胡麻だれが食欲を注ぎます。小籠包を食べた後に頂きましょう!
<エビと豚肉の焼売> 68元
ただのシュウマイではありません。なんと、上にエビが乗っているんです!エビのプリプリ感が最高です。お酢と醤油をつけていただきましょう。
<野菜豚肉蒸し餃子> 42元
油っぽくなくあっさりとしてながらも味がしっかりついているので、あっという間に食べちゃいそうです。
いかがでしたか。メニューも豊富ですので、軽食としてだけでなくランチやディナーにもお薦めです。新天地でお買い物を楽しんでいてちょっとお腹が空いてしまったときには、台湾の本格派小龍包「鼎泰豊」にぜひ足を運んでみてください。以上、上海ナビでした。