陸家嘴エリアでアツアツの上海名物・生煎を味わおう! 東方明珠の真下に位置する生煎専門店。
こんにちは、上海ナビです。
上海に来たなら必ず食べておきたい小吃(軽食/おやつ)と言えば生煎。生煎とは、小ぶりの肉まんを鉄鍋で焼いた料理です。焼き小籠包とも呼ばれますが、小籠包よりもボリュームたっぷり。香ばしい焦げ目と皮のなかのジューシーな肉汁がポイントです。この生煎の専門店と言えば「小楊生煎」が有名ですが、2013年3月現在市内に数10軒以上の支店があるって知ってました? 今日ご紹介するのは上海を代表する観光地「東方明珠」の真下に位置するこのお店です!
「小楊生煎 東方明珠店」に行こう!
1号出口を出ます
「小楊生煎 東方明珠店」があるのは上海のシンボル、テレビ塔こと「東方明珠」の根元です。最寄り駅は地下鉄2、14号線「陸家嘴」駅。すぐ分かる場所にあるんですよ。
行き方はこんな感じ。
このモールの中央一階が「小楊生煎」
お店はこんなチェーン系レストランの入るグルメ街にあります。まわりには日系のお店も。
先ほどご紹介したとおり、上海市内に多数店舗がある「小楊生煎」。店舗が入っているデパートもリンクしておきますね。滞在するホテルの近くにもあるかもしれません。
「小楊生煎」攻略法
こちらが入り口。ナビが訪れたのは午後1時でしたが、立って席が空くのを待っている人がいるほどの大混雑でした。人気店だということが伝わってきます。
お店を入ってすぐ右手にはガラス張りのキッチンが。チェーン店ではありますが、セントラルキッチンなどを置かずにその場で粉から皮を作って提供していることが分かります。
①まず、入り口のレジに並びます
「小楊生煎」のオーダーから食べるまでを写真でまとめてみました。生煎は窓口で受け取り、スープ類は番号札を持ってテーブルに座れば店員さんが運んでくれます。
②レジの上にあるメニューを見ながら注文します。指差しができないのがちょっと難
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③支払いを済ませてレシートと番号札(スープを頼んだ場合のみ)を受け取ります。レシートは食券代わりなのでなくさないように!
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窓口で「打包(ダーバオ)」と言えばテイクアウト用のパックに入れてくれます。どうしても空いた席が見つからない場合は外のベンチで食べるのも手。
椅子は一人一個です。4人がけテーブルは2名同士の相席となります
攻略法としては、二人以上で行って生煎の受け取り口で並ぶ人、空いた席を取る人で手分けするのが基本。一人で行くと、生煎を受け取って手にお皿を持ったまま席が空くのを待たなければなりません。また、とにかく混むのでレジに並ぶ人は一人にしましょう。割り勘はテーブルについたあとでして下さいね。また、二人で4人がけテーブルを占領する、空いた席に荷物を置くなどは「小楊生煎」ではマナー違反。相席は当たり前となります。
香ばしくてジューシーな生煎を堪能♪
「小楊生煎」のメニューは基本的に生煎とスープのみです(値段やスープの種類は各店舗で少しずつ異なります)。今回ナビがオーダーしたのはこちら。
小楊生煎(6元/両:4個)
生煎の単位は「両」。1両は4個なので、8個食べたい場合は「2両」と頼みます。スープと一緒に頼むなら一人前は1両で充分。できたてはかなり熱いので、少しずつ皮を破り黒酢につけて食べます。皮の薄さ、肉汁の多さ、焦げ目のカリカリ感と香ばしさはやっぱり上海一。ナビの主観ですが、年々皮が薄くなっておいしさがアップしている気がします。
酸辣粉(9元)
すっぱ辛いスープにピーナツが入った春雨スープ。太めでもちもちした食感の春雨がナビは大好き。一杯で体がぽかぽかになります。
いかがでしたか? 上海市内全域にチェーン展開しているお店とはいえ、生煎はガラス張りのキッチンを見て分かるとおり一つひとつが手作り。このアナログ感が人気の秘密なのかもしれません。今日ご紹介した東方明珠店は、観光地も名物料理も一度に楽しめる場所にあるので「ツアーなので街の中にお店を探しに行く時間がない!」「トランジットの数時間内に上海を満喫したい!」というときにもお勧めです。
以上、上海ナビがお伝えしました。