杭州のシンボル・西湖湖畔に広がるオシャレなスポットで、人気の高級中華レストランのお料理を楽しもう！
こんにちは、上海ナビです。
中国版新幹線 「和諧号」 を使うと上海から約1時間15分でアクセスできる杭州は、かつてマルコ ポーロに “ 地上の楽園 ” と称えられただけでなく、今でも豊かな湖の景勝地！
中国国内だけでなく海外からの観光地としても人気のこの都市は、市街地のすぐ近くに大きく広がる街のシンボル西湖を抜きにしては語れません。
今日は、そんな西湖のすぐたもとで西湖観光から食事へと簡単にシフトできてしまう上、モダンエレガントなインテリアの高級中華レストラン 「西湖一号」 をご紹介しましょう。
～ 名前の通り、レストランは西湖の望めるロケーション ～
「西湖一号」 があるのは西湖の北東湖畔にあたる湖濱路沿い。湖をすぐ目の前に穏やかな景観が楽しめのは言うまでも無く、周辺には “ 湖濱路欧州名店街 （ブランド街） ” としてワールドクラスのブランドショップや外資系５つ星ホテルのハイアット リージェンシーなどが集まり、杭州でもかなりオシャレな雰囲気が漂う一角になっています。
そんな通り沿いの南端 （郵電路との交差点近くにある三角形地帯） にあるのが 「西湖一号」 です。外観からしてモダンなこの建物は2階部分にあるテラス席が特に目立ち、ナビはここを通るたびに何度となく試してみたいと思っていたんですが、今日はいよいよこの中へ…！
店内へは湖濱路沿いにある入り口から入ります。まるでプチホテルのロビーのような空間に迎えられますが、ここでエレベーターに乗り2階ダイニングへと案内されます。
～ 店内も洗練されたインテリアで高級感が漂います ～
3階建てのレストラン内は、2階に通常のダイニングエリア、3階と1階の一部に合計11室の個室があります。
個室予約を入れない限りは室内とテラスとに分かれる２階でお料理をいただくことになりますが、室内部分には約16席、テラスには約30席が用意されています。
こちらがテラス側です。向かって左手は車道ですが右側には西湖がとっても間近に広がるんですよ。特に休日になると、多くの観光客で賑わう光景を楽しみながらホリデー気分の楽しめるシートになっています。
個室は２～３人程度の少人数向けから10人規模向けなどの広さのものが用意されます。なお、個室利用の利用は最低消費額が設定され、1名あたり500元以上～で利用できるそうです。
～ ナビツアーご利用で楽しめるお料理をご紹介！ ～
メニューを眺めると、比較的リーズナルな食材からフカヒレやアワビを使った数千元レベルの高級中華までがズラリ。ここは地元の風味を生かした杭州料理や広東風、四川風など様々なスタイルの中華料理を洗練された環境で楽しめるレストランとして人気のようです。
さて、メニューブックのお料理も気になるところですが、今回はメニュー外のメニュー、ナビツアーで 「西湖一号」 を利用した際に楽しめるお料理例を、ここでご紹介しようと思います！
麻辣土鸡 （地鶏のピリ辛ソース） ･･･ 1.
最初にご紹介するこちらは、鶏肉を使った冷菜です。四川料理の定番メニューの１つ 「口水鶏 （鶏肉のスパイシーソース）」 をまろやか風味にアレンジしたもの。ピリ辛ですが、いわゆる “ 痺れるほどの辛さ ” はなく、辛いモノが得意ではない人でも美味しくいただけますよ。
清炒木耳菜 （ツルムラサキのスープ炒め） ･･･ 2.
木耳 （ムーアル） とは中国語でキクラゲのことを言うのですが、キクラゲに似ているから木耳菜と呼ばれるのがこのツルムラサキです。このツルムラサキをスープ炒め風にしたこのお料理は、アッサリしていて味に癖がなく美味しくいただける一品。少し粘り気があり、シャキシャキした歯ごたえも新鮮。
碳烧猪颈肉 （豚肉の炭火焼き） ･･･ 3.
次に登場したお料理は、まるで日本の炭火焼肉のような装いですね。こちらは干した豚の首の肉を炭火焼にしたもの。表面はパリッとしていますが、お肉そのものは柔らかく少し甘みがあるのが特徴です。
咸骨绍菜煲 （野菜の豚骨スープ煮込み） ･･･ 4.
さて、引き続き大きな鍋でお野菜たっぷりのスープが運ばれてきました。日本人に好まれそうな、あっさり上品な味付けのスープは豚骨ベース。中にはハクサイ／フクロダケ／ニンジン／豆腐など具もタップリ入り、これはなかなか満足度が高いですよ。
凉拌茼蒿 （春菊の和え物） ･･･ 5.
春菊というと独特の香りと味わいを想像したのですが、このサラダはゴマ油と醤油ベースのドレッシングが効いているのでまた違った風味が楽しめます。途中で赤唐辛子を食べてしまったのですが、これがまた新しい刺激にも！
小炒鸡珍 （鶏砂肝の炒め物） ･･･ 6.
こちらはとり砂肝とニラをほんのりピリ辛風のソース炒めにしたもの。砂肝のコリコリした味わいが楽しめ、味付けもしつこくないので食べやすいお料理です。
食後には、中華料理レストランでは定番とも言えるスイカが運ばれてきます。こちらではちゃんと1人1皿、上品に盛り付けられたスイカやオレンジがやってきました。満腹なお腹をちょっとリラックスさせるのに、フレッシュフルーツは欠かせません！
中国のレストランンでは、アルコール類だけでなくお茶も別でオーダーすることが多いのですが、今回のナビツアーセットではお茶も含まれていますよ。こちらでいただいたのは、菊花入りの普洱茶 （プーアル茶） です。中国では菊の花をそのままお茶として飲む花茶もポピュラーで、このように普洱茶とブレンドされることも多いんですよ。
なお、ナビツアーご利用の際には、人数によりお料理の内容が次のようになります。
＜2人でのご利用＞
1.～4.のお料理に加えて
沙窝瑶柱炒饭 （ホタテの貝柱のチャーハン）
葱油饼 （ネギ入り中国風クレープ）
フルーツ、お茶
＜3人以上でのご利用＞
1.～6.のお料理に加えて
沙窝瑶柱炒饭 （ホタテの貝柱のチャーハン）
葱油饼 （ネギ入り中国風クレープ）
フルーツ、お茶
今回ご紹介したお料理は、全体的にコッテリすぎず、辛すぎず、しかし味付けはしっかりしているのでどれも美味しくいただけるものばかりでした。特に野菜タップリのスープはオススメの一品です。皆さんも西湖観光のその足ですぐお店に入れてしまう 「西湖一号」 のお料理をぜひお楽しみください！上海ナビでした。
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